

元気に遊んだあとの
無防備な寝顔に今日も癒されました。
あと何年この幸せな気持ちを味わえるのだろう。
なぜだかいつも、幸せの後に寂しさを感じるのは秋だからでしょうか?!
こぐまとめがね(金の星社)
読みごたえ度 ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆
実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】
読むのにかかった時間 15分程度
読み聞かせの後に
いつもお話に関する問題を出すのですが
今回はそれよりも先に小2の息子が
「この本、道徳にすればいいのに!」
何だか成長を感じる一言でした。
~読み聞かせの感想~
小さくて可愛らしく、そして寂しげなクマです。
原因は大好きだったおばあさんをなくしてしまったこと。
そして、その寂しさや喪失感を拭い去ることができず
引きずりながら生活しています。
そのくまさんが、おばあさんの形見としてかけているのが眼鏡。
目のいいくまくんには、かける必要のないものですが
おばあさんの温もりを忘れないように、かけ続けます。
食事もとらず、おばあさんを失った悲しみに暮れるくまくん。
そのくまくんの異変に気付いているお友達がいました。
うさぎさんです。
食事もとらないくまくんが心配で、
「なにもいわず」扉の前に木の実を置きます。
しかし、くまくんは眼鏡をかけているため、
木の実に気づくことなく過ごします。
すると体力の原因を迎えたくまくんは倒れてしまいます。
その時、そっと助けてくれたのはうさぎくん。
その優しさにほっこり胸があったかくなります。
絵の温もりと相まって、普段は騒がしい二人も
じっくりお話に聞き入ってしまいました。
普段から助けること、力を合わせることは伝えているつもりだけど、
こうやって「そっと」「声掛けなどせず」「見守る」
そんな人の支え方は伝えることが少ないかもしれません。
普段とは違う人との関わり、命との向き合い方を教えてくれる絵本だと思います。
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