2017年11月28日火曜日

あっ!みーつけたっ!!(光村教育図書)

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今日は、娘の幼稚園のお買い物ごっこ。
子どもがお店屋さん、親たちが買い物をする人。

今回、娘はお好み焼き屋さん。
鉄板からヘラ、かける青のりまで色紙で手作り。
ちゃんと青のりは小袋に入っています。

途中、鉄板で火傷して「あっちっち♪」
なんて演技をして、満面の笑みを浮かべる娘。
いろんな人の前でも堂々としている姿に
成長を感じ、うれしい一日でした♪

あっ!みーつけたっ!!(光村教育図書)




作・くすのき しげのり
絵・大島 妙子

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

この絵本に感動してしまいました。

家族が家族のことを想う。
そこに、理由なんてない。

喜ばせたい、助けたい、
自分にできることを懸命にやる。

そんな大切なことに気づかせてくれる
本当に素敵な絵本です。

これこそ、読み聞かせ絵本の王道です。


~読み聞かせの感想~
ある男の子が学校の帰りに目に留まったのは石。
ライオンみたいな形の石。
これを見つけて何かをひらめきました。
そこから男の子の丁寧な石集めが始まります。
いろいろな形の石を大事そうに集めます。

そして、その石にペイントを施します。
カラフルな色の絵具で、作り上げたのは動物。

ライオンにキリンに・・・
まるで動物園のように次々と石を集めます。

と、ここまでは普通の可愛いお話。
子どもたちとも、どんな動物ができるかねなんて
何も考えずに読み進めました。

雰囲気が変わったのは
男の子が夢中で石を拾い
ポケットに入れようとすると
ポケットが破れてしまった場面から。

そのポケットを縫ってくれたのは父親でした。
普通は・・・なんていうことじゃないけど、
素直にお母さんは?!と思わずつぶやいてしまいました。

でも、読み進めると答えが分かります。
男の子には妹がいて、
その妹は病気で入院をしていました。

そんな妹に、石の動物園を作っていたのです。
お母さんは、その妹の看病でいなかったのです。

10歳くらいの男の子。
この頃ってまだまだ親に甘えたいとき。
どんな気持ちで普段過ごしていたのかなと。
そんな日常の中でも妹のことを健気に元気づけようと、
石の動物園を作る男の子。

物語だとしても、
展開に驚きつつ、感動してしまいました。

つらい時も、悲しい時も、
一緒に生きていく家族。
妹のために頑張ることが
実は自分の支えだったのかもしれないなと
読み終わってふと感じました。

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