2017年9月30日土曜日

かしこいさかなはかんがえた(徳間書店)

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今日は、長男とケンカです。
そろばんを習い始めたのですが
要領が悪くて、どうしても注意して。
難しいんだろうなと思いつつ黙ってられず。
どうやったら、お互いに気持ちよく勉強できるのか。
悩んでしまいます。

かしこい さかなは かんがえた(福音館書店)



クリス・ウォーメル  作・絵
吉上恭太       訳

定価 1500円(税別) 
全30ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

おもしろい!!
これが子どもたちの感想でした。
驚きや笑いの中に、
私たちが生きているのは
命のつながりがあるからであることを気づかされます。


~読み聞かせの感想~
外国の海でしょうか?!
カラフルな魚たちがたくさんでてきます。
それだけでも、子どもたちは大喜び。

さらには、バカでかい魚やちっこい魚、
怖い魚まで勢揃い。
何度も子どもたちに読んでいますが、
毎回、わーキャー言いながら聞いてくれます。

そんななかで、一番賢いとされる主人公のおさかなクン。
陸を歩きたいと考えます。
魚が陸を歩く、
単純だけど想定外。
そんな発想を実現に向けて動き始めます。

終盤には、生き物の進化を見開きで表しているページがあります。
これが子どもたちには大人気。
魚から爬虫類、恐竜から哺乳類、人類への一つではない道筋。
なかなか面白い絵でした。

子どもたちとたくさんこれからも学んでいきますが、
成長の仕方も一つじゃないんだよねと自分が考えさせられました。

2017年9月29日金曜日

おとまり、おことわり?(岩崎書店)

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最近、子どもが勝手に約束してくるんです。
うちで遊ぶって!
中の良い友達がいるのはいいけど、
子どもが来た後って大変(笑)
たんなる愚痴ですみません。

おとまり、おことわり?(岩崎書店)



ボニー・ベッカー          ぶん
ケイディ・マクドナルド・デントン え

横山和江  やく

定価 1300円(税別) 
全48ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

私と主人公が似てるんです。
姿じゃないですよ(笑)
神経質なところが。
長男も、プールの更衣室とか苦手。
なので、気持ちわかるな~ですって。


~読み聞かせの感想~
今回の作者さんは、アメリカ在住の方です。
ベッドでの登場人物の恰好がなんとなくアメリカっぽいです。

この主人公のくまさんは、夜、完全に静かじゃないと寝られません。
そんなくまさんの家にいかにもちょこまかしそうなネズミ君がやってきました。
人生で初めて、他人を家に泊めるくまさんの運命はいかに・・・

表紙からすると寝る前に読もうかなと思っていました。
しかし、内容が面白いんです。
とくに子どもたちが喜びそうなひそひそ声と叫び声の連続。
なんだか読む前に想像するだけで
興奮する子どもたちの姿が目に浮かびました。
なので、お風呂上りに私は読みました。

うるさいねずみくんと眠れなくて苛立つくまさん。
途中でけんかになりますが、
最後にはクマさんとねずみくんが仲良く眠りに落ちます。
この気持ち、少し教えてあげたいなと思いつつ
興奮しているので今度にしようと思います。

2017年9月26日火曜日

どんぐりむらのぼうしやさん(学研)

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こうえんで子どもたちが何かを発見しました。
手に持っていたのは・・・
カブトムシ!しかもお亡くなりになっていました。

もう夏ではないんだなと実感させられる出来事でした。

どんぐりむらのぼうしやさん(学研)




なかや みや 作

定価 1200円(税別) 
全30ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

普段、帽子なんてあんまり意識しないのですが
これを読むと少しアレンジしてもいいかも
なんて思ってしまいます。
単純に売っているものを楽しむだけじゃなくて
オリジナルの品を作るのも素敵ですね。

~読み聞かせの感想~
ザ・秋!!
どんぐりを目にするとそんな感じがします。
近くの公園にもどんぐりの実がなる木があるのですが、
細長いどんぐりではなく、まんまる♪
ぼうしも、スマートではなくて、天然パーマのようなくるくる♪

そんなことを話しながら子どもたちと一緒に読み進めていきました。

のっぽなどんぐりの「ぽー」
ちいさなどんぐりの「ちー」
くるくるまきげの「くりん」
この三人が帽子屋さんです。

どんぐりの村でどんぐりのみんなのために帽子を売っていた3人。
でも、だんだんと帽子は売れなくなってしまいました。
それを打開するために考えた秘策が「都会で売ること」
ドリーマーな3人です!
しかし、その道すがら様々な動物たちと出会います。

人間の世界でも、商いは難しいものですが、
今回のお話でも、様々な動物にダメだしされてしまいます。
そんななか出会ったある動物の家族が、
3人に大切なことを教えてくれます。

とっても絵が丁寧で、帽子屋さんだけあって帽子が繊細。
帽子がずらりと並んだページでは、
子どもたちとどれがいい?!
せ~のっ、これ!!
と指差ししたりして遊びながら読みました。

たのしいたてもの(教育画劇)

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いま、我が家の裏では、新しいお家を建てています。
我が家も、木造の家を建てましたが、
その時はカンコンカンコン、6ヶ月くらいでしょうか。
それに比べて、裏のお家は鉄骨であっという間に出来上がっていきます。
ちなみに、娘の夢は現在大工さん。
裏庭に出て、じーっと現場を見る毎日です。

たのしいたてもの(教育画劇)



作・絵 青山邦彦

定価 1100円(税別) 
全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

個人的好みですかね。
好きなんです。子どもとともに。
人間がリアルで、生き生きとしていて、
色彩豊かで、お話の世界に入り込める絵本。
個人的な評価ですが、満点です♪

~読み聞かせの感想~
表紙から、色彩豊かで細かな人々の動きが生き生きと描かれています。
昨年、家を建てたということもあるのでしょうか。
大工さんが身近に感じ、こんな夢のある部屋も作れるかもと
妙にリアルに考えたりしながら楽しんでいます。

物語は、途中で工事を放り投げられたマンションと建築家の出会いから始まります。
何部屋も、コンクリートむき出しの部屋。
これを建築家の方はあっという手法で、
賑やかで、みんなが笑顔になる住まいへと変身させていきます。

そして、単に一つ一つの部屋を色彩豊かに変化させるだけでなく、
最後には、言い争い、子どもたちで言えば「けんか」が始まります。
さて、そのけんかをどのようにおさめ、どのような家が完成するかはお楽しみに。

始めは、状況を飲み込むのに少し説明をしてあげるといいかもしれません。
建築家って言っても分からないですし。
でも、家づくりが始まると、子どもたちの目は
あっちへいったり、こっちへいったり、
どっぷり物語に浸ってくれると思います。

読み終わった時に、自分の家を少し比べてしまうのは大人の悪い癖(笑)
みんなで、自分だったらどんな家を作りたいか考えてみるのも楽しいですよ。

2017年9月23日土曜日

いぬかって!(岩崎書店)

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雨の降った日は、
よく家でカレンダーなどの裏を使って
お絵かきをさせています。
色鉛筆に、絵具に、クレヨンに・・・
一つ一つに個性がありますよね。

いぬかって!(岩崎書店)




のぶみ  作 ・ 絵

定価 1300円(税別) 
全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

じっくりと考えました。
動物の命と自分の欲望。
すごくダイレクトな表現なので
子どもも考えてくれました。

~読み聞かせの感想~
浮かない表情の主人公が表紙にいます。
実は、ペットショップで見つけた犬を飼ってほしいのです。
でも、家としてダメ。
主人公は今インコを飼っています。
そのインコを飼うときも、
買って買ってと言っておきながら世話をしない。

そんな家族とのやり取りからスタートします。

そして、この男の子がふと考えます。
インコがいなければ、犬を飼えるんじゃないか。

そして、そんな時に本当にインコが死んでしまいます。

男の子は自分の思いから死んだんではないかと
自分を責めるようになります。

後悔している男の子に焦点を当てながら
子どもたちに問いかけていくと、
結構面白い答えが返ってきました。

絵具の背景が淡く切なく、情景を分かりやすくしてくれます。

少し悲しい気持ちになりますが、
思いやることの大切さや振り返る力なんかが育つのではと思う絵本です。

2017年9月22日金曜日

おにぎりにんじゃ(講談社)

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公園で外遊びをしていると
突然の大雨・・・
子どもとともに、びちゃびちゃになってしまいました。
シャワーを浴びて、すっきりしてからの絵本タイムです。

おにぎりにんじゃ(講談社)



さく ・ 北村裕花

定価 1400円(税別) 
全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度

忍者といえば、あのポーズ。
人差し指をたてて、こぶしを重ねる「にんにん♪」ポーズ。
子どもたちは、読み聞かせの後、
いろいろな忍術を使ってました!

~読み聞かせの感想~
表紙はいたってシンプル。
主人公がにんにんポーズを決めています。
色彩も地味で、中身も大人しめかなと思いましたが、
彩鮮やかな、海鮮巻きのお殿様。
大胆な描き方をしています。

物語は主人公のおにぎり忍者が、
奪われた巻物を取り返しに
どんぶりじろへ向かうところからスタートです。

一度、巻物を手に入れますが、
一瞬のスキを突かれ、ピンチとなります。

相手の悪そうな殿様が起こったシーンは
顔がアップになるのですが、
なんとも面白い大胆な図柄です。

読むポイントとしては、
忍術を使う場面では、気持ちを込めて(笑)
忍術を唱えた後は、
少し間を取ると雰囲気が出るかもしれません。

面白い世界観にはまってみてください。

2017年9月21日木曜日

おちばいちば(ブロンズ新社)

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今日の東京はすごく良いお天気でした。
娘は幼稚園の帰りに、毎日公園で数時間遊びます。
それにお付き合いしていると季節の移り変わりがよくわかります。
本当にもう秋ですね。

おちばいちば(ブロンズ新社)




さく ・ 西原みのり

定価 1300円(税抜) 
全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

絵には好みがあると思いますが、
素朴ですが、一つ一つのキャラクターが
いきいきと描かれています。
このブログ初めての☆5つです。

~読み聞かせの感想~
この本は図書館で、「秋」のコーナーにありました。
表紙から前面に秋色♪
この時期に読むにはぴったりの絵本です。

物語は主人公のさっちゃんが
どんぐりのお馬さんとそれに乗ったテントウムシさん
を庭先で追いかけるところから始まります。

2ページを全面に使った場面が多く、
ダイナミックでそれでいて可愛いんです。
落ち葉が舞い上がる場面
広場で虫たちが市場を開いている場面
市場で売っている品々の解説も細かくて
なんだか自分自身が絵本の世界に入り込んだように感じます。

子どもたちに読み聞かせながら、
あれこの虫何だっけ?
あっ!こんなところで踊ってる!!
なんて発見を繰り返しながら、あっという間に読み終わりました。

絵本には季節感のあるものがあります。
その時期に合った絵本を読むことで
また、外遊びが楽しくなりそうです。

2017年9月20日水曜日

ちっちゃなトラックレッドくん(チャイルド本社)

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保育園の時から、園で販売される絵本は購入してきました。
現在は長女の幼稚園で購入しています。
10月分を配布されてきて、
「読んで!」と笑顔でせがんできました。


ちっちゃなトラックレッドくん(チャイルド本社)


さく ・ え みやにしたつや

おはなしチャイルド リクエストシリーズ 10月

定価 390円(税込) 
全40ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

人気シリーズの復刻版ですね。
レッドくんののんびりとした感じに癒されます

~読み聞かせの感想~
すぐに娘は気づきました。
うちにある絵本と同じだぁ~って。

いや、一瞬焦りました。
まさかのカブリ??

そしたら、我が家から出てきたのはこれでした。
「ちっちゃなトラック レッドくんとグリーンくん」
シリーズもので5作ほどあるそうです。
他にも、ブルーくんやイエローくんもいるそうな。

仕事運びを仕事としているトラックのレッドくん。
今日はオオカミのような(娘がオオカミ!というものでw)たぬきくんに
うさぎさんへもの運びを依頼されたところからスタートです。

たくさんの試練がレッドくんを襲います。
レッドくんももちろん勇気を出して乗り越えようとしますが、
なかなか一人ではうまくいきません。
そんな時に、力になってくれるのはたくさんの仲間たち。

一人では乗り越えられないことも、
力を合わせればできることもある!

お決まりの流れですが、レッドくんののんびりした感じに
癒されつつ、どんな風に困難を乗り越えていくか、
予想をしながら、ページを子どもたちと進めていきました。

結果的には、「ちっちゃなトラック レッドくんとグリーンくん」と
同じような流れのため、大人としてはやや物足りないですが、
子どもたちにとっては、この展開は好きなようです。

小学生というよりは、幼稚園生向きかもしれません。

2017年9月19日火曜日

いちにちパンダ(小学館)

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連休明けの火曜日。
ぐずっちゃうかなっと思いつつ、朝起こすと2人とも絶好調♪
親としてもこういう姿はうれしい限りです。
今日は夫が読み聞かせをしてくれました。

いちにちパンダ(小学館)





さく ・ 大塚健太
え  ・ くさかみなこ

定価 1450円(税別) 
全32ページ

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

読むのにかかった時間 10分程度

パンダ銭湯級の驚きを期待する我が子たち・・・
でも、みんなで笑える楽しい絵本です。

~読み聞かせの感想~
我が家は東京・上野動物園にすごく近いです。
なので、しょっちゅうパンダを見に行っています。
最近、もうそろそろパンダの赤ちゃんの名前も決まるような。
カンカン?!タンタン?!
そんな予想をしながら、読み聞かせをしました。
パンダが大人気の動物園。
そんな人気者のパンダが風邪ひいちゃった。
さぁ、どうしよう。
そこで、禁じられた1手!
主人公のトラくんが動物園のために奮闘します!
1つのページに書かれている文字数は少ないです。
なので、読み聞かせるというより、
一緒に眺め、笑って、次の展開を予想してという感じです。
絵の色遣いが単純ですが可愛らしく、愛らしい。
出てくる人々や風景もにぎやかです。
読み進めるテンポ的には「パンダ銭湯」に通じるところも。

読む大人が気楽に一緒に楽しめる、そんな絵本です。

2017年9月18日月曜日

ウマがうんこした(株式会社 そうえん社)

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3連休の最終日。
夫が二人の子どもたちを連れだしてくれました。
私はしばしの休息。
子どもたちに聞くと今日は、室内プールに科学館、広い公園とフルコースだったようでお疲れモード。
そんな日に選んだのがこの本。
一笑いしてから眠りにつきました。

ウマがうんこした(株式会社 そうえん社)



[しゃしん] 福田幸広
[ぶん] ゆうきえつこ

定価 1200円(税別) 
全34ページ

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆
子どもたちの共感度    ☆☆☆☆

読むのにかかった時間 10分程度

うぇー、こないでーと逃げ回る長女。
みそパンするの、あなたなんですが(笑)

~読み聞かせの感想~
今日は疲れもあって、静かな本もよかったのですが
なんとなく明るく笑って寝たかったので、
子どもたちの大好きなうんちを題材にした写真絵本をチョイスしました。

文字は少なく、迫力のある馬さんのうんちの写真がメイン。
形から色から、接写されたうんちが簡単な表現で出てきます。

子どもたちはうんちが出るたびに嫌だと言いながら凝視し、
細かなうんちの違いに気づいていました。

ウマの表情や馬の赤ちゃんのへその緒に気づいたり
意外と知的好奇心をくすぐってくれます。
長い時間悩むような知的な感じではないですが。

うんこの山ときれいな景色の対比。
意外と悪くありません。
やっぱり、うんこって自然なものなのだなと気づかせてくれます。

文字数は少ないので、
子どもの反応を拾いながら
テンポよくめくっていくと良いでしょう。
長々眺めてもうんこですから。

昔は動物が苦手だった子どもたち。
今では、小さな動物なら触れるようになりました。
動物絵本も大好きです。
普段できないこと、苦手なことを疑似体験できるのもいいなって思います。

とうちゃんはかんばんや(株式会社 教育画劇)

3連休の中日。
台風で雨音が強くなっている中読んだ絵本。

とうちゃんはかんばんや(株式会社 教育画劇)




作・平田昌広
絵・野村たかあき

定価 1300円(税別) 
全32ページ

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読み聞かせおすすめ度 ☆☆☆
読みごたえ度       ☆☆☆
絵のかわいらしさ     ☆☆☆
子どもたちの共感度   ☆☆

読むのにかかった時間 10分程度

昔を懐かしむ本かな。

~読み聞かせの感想~
はじめ、題名を子どもともども間違えていました。
なぜか知らないけれど、看板屋をかばん屋と。
ページを開けて気づきました。

昭和の香りがする絵本です。
文字も縦書きの太文字、昭和を感じさせる文字です。

かんばんやの息子が父の看板屋という仕事や生き方に
尊敬する一方で素直にそれを表現できない
ちょっとセンチメンタルな部分があります。

絵や物語の展開がややおとなしいので
うちの子たちには少し物足りないようでした。
また、昭和を知らない子供たちなので、
「かんばんや」や「飲んでつぶれるおとうちゃん」が分からず
???
が飛んでいました。

私たち昭和世代は、街並みなど懐かしいのですが、
少し世代が遠かったかな。
もう少し大人になったら改めて読ませたい一冊です。

ちなみに、今日、手作り看板がないか探しながら歩いてみました。
結構まだあるんですね、手作り看板!!
絵本の話で改めて盛り上がれる本です。

主人公のこねずみ「ニリィ」が森で1冊の本を拾います。
その本を落ち着いた場所で読みたいのですが・・・

我が家でも、よくある状況です。
テレビが見たいのに、勉強したいのに、絵がかきたいのに・・・
そんな日常生活をオーバーラップさせながら、聞いていました。

途中で様々な動物が出てきて、鳴き声を響かせます。
こういうところが読み手の楽しいところ。
自分の思い描く動物の鳴き声を思い切ってやっちゃいましょう。
子どもがけっこうゲラゲラ笑ってくれます。

最後の展開は年長さんでも途中で気がつきました。
でも、その絵を見たときみんなでほのぼのできます。
「みんなで仲良く」がテーマかな。

絵にインパクトはありません。
海外のアニメという感じです。
でも、温かさを感じます。
とってもバランスのとれたよい絵本だと思います。

寝かしつけ前の親子の触れ合いにどうぞ。

ほんをよむのにいいばしょは?(新日本出版社)

3連休の初日。
遊び疲れた2人が選んだ本。

ほんをよむのにいいばしょは?(新日本出版社)


文=シュテファン・ゲンメル
絵=マリー・ジョゼ・サクレ
訳=斉藤 規
定価 1500円(税抜き) 
全27ページ

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読み聞かせおすすめ度 ☆☆☆☆
読みごたえ度       ☆☆☆☆
絵のかわいらしさ     ☆☆☆
子どもたちの共感度   ☆☆☆☆

読むのにかかった時間 15分程度

小学2年生でもじっくり見てました!

~読み聞かせの感想~
主人公のこねずみ「ニリィ」が森で1冊の本を拾います。
その本を落ち着いた場所で読みたいのですが・・・

我が家でも、よくある状況です。
テレビが見たいのに、勉強したいのに、絵がかきたいのに・・・
そんな日常生活をオーバーラップさせながら、聞いていました。

途中で様々な動物が出てきて、鳴き声を響かせます。
こういうところが読み手の楽しいところ。
自分の思い描く動物の鳴き声を思い切ってやっちゃいましょう。
子どもがけっこうゲラゲラ笑ってくれます。

最後の展開は年長さんでも途中で気がつきました。
でも、その絵を見たときみんなでほのぼのできます。
「みんなで仲良く」がテーマかな。

絵にインパクトはありません。
海外のアニメという感じです。
でも、温かさを感じます。
とってもバランスのとれたよい絵本だと思います。

寝かしつけ前の親子の触れ合いにどうぞ。

2017年9月17日日曜日

はじめに

初めまして。
今回は絵本のブログを立ち上げました。

その理由は寂しさからです。

長男はもうすぐ8歳になる小学2年生。
長女は小学校入学を控えた年長さん。
いろんなことができるようになったけれど、まだまだ可愛い子どもたちです。

そして我が家でライフワークにしてきたのが絵本の読み聞かせです。
ほぼ毎日1冊は読み聞かせをしてきました。
朝に読むこともあれば、ぐずった昼間に読むこともあります。
でも、最近はもっぱら夜寝る前の絵本読み。

しかも、我が家では私だけではなく、夫も読みます。
嫌がらずに読むんです。声をうまく使い分けながら。
今は、私より夫のほうが絵本読みをせがまれています。

私はもともと保育士でした。
それが、夫の実家の近くに引っ越すときに専業主婦になりました。
絵本読みは大好きで、絵のタッチは「いもとようこ」さんが大好きです。

でも、専業主婦になってから子どもたちと図書館に行くことが多くなり、
まだまだ知らない絵本が世の中にはたくさんあるのだと、知りました。

最近新聞でも、いくつになっても読み聞かせはいい!!みたいな記事を見かけます。
きっとそうだと思います。家族みんなで笑ったり、考えたり、探したり。
幸せな時間だなって思います。
でも、きっと、いつかどこかで、子どもたちの成長とともに
絵本読みは一度終わるのだと思います。

そう思ったとき、もうすでに遅いのかもしれませんが、
少しでも記録に残したいと思いました。
そして、その出会った絵本のことを少しでも読み聞かせをしようと思っている方の
手引きみたいになればいいなと思っています。

上手には書けません。
整理できません。
ただ読んだときの子どもの反応など、事実をお知らせできるサイトにしていきたいと思いますのでぜひぜひご覧いただければと思います。