2018年6月29日金曜日

ゆっくりがいっぱい!(偕成社)

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ゆっくりしたいなと思っても
なかなか心底ゆっくりできない。

子どもの頃って
もっとゆったりしてたよなー


ゆっくりがいっぱい!(偕成社)





さく:エリック・カール
やく:くどう なおこ
まえがき:ジェーン・グドール

定価 1200円(税別) 

全25ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


~読み聞かせの感想~

エリック・カールの作品。
このブログでも、いくつか紹介してきました。

今回の主人公はナマケモノ。
摩訶不思議な色彩の世界に
の~んびりとしたナマケモノ。
このナマケモノくんが
たくさんの動物と出会う作品です。

この出会う動物たちも個性的。
たくさんの動物たちに出会えるので
ぜひお楽しみに。
最後のページには名前紹介もありますよ。

それにしても、この絵本、
日本語訳がとっても素敵。

まずは、毎ページに出てくる
「ゆっくり、のんびり、おっとりと・・・」
まるでおまじないのように、
読んでいる私たちの心を癒してくれます。

また、
「ばたばたしないで やんわり おちつき
じわっと ゆったり じっくり おだやか」
「それが ぼくの やりかたさ」

では、いつもの生活を思わず
反省してしまいました。


生き急ぐ人生、
生き急がせる人生、
周りに翻弄され、
自分を見失っていると、

実は一番大切なこと、
重要ななにかを落としているのかもしれません。


最初は、単なるのんびり絵本。
それが、深く深く考える
人生の絵本となりました。


2018年6月25日月曜日

オオカミグーのはずかしいひみつ(童心社)

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はじめて小学1年の娘が
友達と約束をして
一人で遊びに行きました。

今まではお兄ちゃんと一緒に行ったり、
私が許可しなかったりしていたのですが、
最近の学校の様子を見て許可しました。

とはいっても、家の目の前の公園ですが。

放課後に子どものいないお家は静かです。


オオカミグーのはずかしいひみつ(童心社)




さく:きむら ゆういち
え :みやにし たつや

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


~読み聞かせの感想~

子どもたちに読み聞かせをして
久々に心を揺さぶった絵本です。

オオカミのグーの育ての親はイタチ。
小さい頃は気にもしなかった
その親子の関係が
大きくなるにつれて
「普通とは違う」
ことに気付きます。

そして、その親子関係は
いつしかグーの周りには知られたくない
大きな大きな秘密になります。


グーは決して母親のことが嫌いなわけではありません。
でも、母親との関係は恥ずかしい。

絵本で示されている親子関係は
特殊な関係ですが、
場面としてはどの家庭でも起こること。

読み聞かせをしながら、
わが家でもこんな風に
親を恥ずかしがるときがくるのかなと
思わず考えてしまいました。



オオカミのグーは成長をするにしたがって
力の強いリーダーになります。
ただ、グーは弱さの見せられない
実はとっても苦しいリーダー。
力に頼り、弱いものを押しのけることで得たリーダーの地位。

恨みをかうこともあったようで、
敵対するオオカミの集団から
奇襲を受け、命の危険にさらされます。

その様子をいち早く感じたのは
紛れもなく「親」の母イタチ。

しかし所詮イタチ。
オオカミにはかなわず
ボロボロになってしまいます。


そして、最後にはイタチのお母さんは命を落とします。
絵本にしては衝撃的な内容で
子どもたちも最後は無言に。

でも、間違いなくイタチの母親は最後まで親を全うし、
子どものグーはその想いを受け止め
更なる成長をしたことでしょう。


親と子の関りは永遠には続きません。
どこかで命のバトンを渡します。
その時に、何を伝え、何をつなぐのか、
考えさせられる絵本でした。

2018年6月21日木曜日

おばあちゃんのあかいマント(ほるぷ出版)

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けん玉に突如ハマりだした娘。

一日中、
「カッ、カッ、カッ、カッ」
と音が響いています。

今度のブームはどのくらい続くかなぁ。。。


おばあちゃんのあかいマント(ほるぷ出版)




さく:ローレン・カスティーヨ
やく:たが きょうこ

定価 1500円(税別) 

全40ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度


~読み聞かせの感想~

おばあちゃんが都会にお引越し。

おばあちゃんと言ったら
何となく若いころよりおっとりして、
都会から田舎へのお引越し
って感じがするのですが、

この場合は逆パターン。

でも、おばあちゃんはこの「都会」を存分に楽しんでいる。

小さいお孫さんの男の子は
そんなおばあちゃんを心配してた。
怖くないの?うるさくないの?って。

そしたら、男の子を連れて
おばあちゃんは都会の魅力を伝える旅に♪


男の子にとって都会は見慣れないものばかり。
不安で心配で怖い。
そんな男の子を勇気づけようと
あかいマントをおばあちゃんは作り
背中に羽織らせてくれた。

不思議なもんで、気持ちが強くなった。

すると、弱い男の子には見えなかった
都会の楽しい、素敵なところが見えてきた。


へぇ~、おばあちゃんって素敵なところに住んでいるんだね。



私の母も行動派!!
ジッとなんかしてないし、
のんびりなんかしていない。
どっちかと言えば、年を取るたびに
せっかちになっているようなww

そんな粋で元気なおばあちゃんの素敵なお話♪

2018年6月18日月曜日

【防災絵本】はなちゃんの はやあるき はやあるき(岩崎書店)

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今朝、大阪府を震源とする
大きな地震が起きました。

現在、被害の状況ははっきりとしておらず、
人的な被害がないことはもちろんのこと、
今まで送ってきた生活が変化することなく
多くの方が今まで通り生活を送れることをお祈りします。

そして、地震の防災に関する取り組みを振り返り
できることを一つ一つ取り組んでいこうと思います。


はなちゃんの はやあるき はやあるき(岩崎書店)




さく:宇部 京子
やく:菅野 博子

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


~読み聞かせの感想~

この絵本は東日本大震災で実際に被災した保育園のお話。

毎月、保育園では防災訓練があります。

園長先生の放送が流れたら、
机の下にもぐり、頭を守り、
揺れが収まったら、急いで『はやあるき』の練習をします。

読み聞かせの段階で、わが家では
『??』
が飛んでいました。

なぜなら津波に対する訓練はないからです。
小学校の避難訓練は校庭に避難したところで終了。



その先のことを考える小学生がどれくらいいるのかなあと
少し心配になりました。


さて、お話は続きます。
ある日、昼寝の終わりごろ


ほんとうにほんとうにおおきなじしんがきました。


そう東日本大震災の1回目の地震です。

はなちゃんは、訓練でいつも早く歩けず遅れてしまっていました。
でも、毎月必死に練習したお陰で、
本当に被災した時には、みんなに遅れることなく
高台まで逃げることができました。


このお話は、実際に被災し
当日園児90人、職員14人が自力で歩き、
命を守ることができた実話の絵本です。

災害にはそれぞれ地域性があります。
今日起きた地震は直下型かもしれません。
津波の心配はありませんでした。

でも、これから夏休みを迎え、
観光に出かけたときはどうでしょう?!

安全な場所をしっていますか?
自分の力で自分の命を守れますか?


一度読み聞かせをしましたが、
繰り返し繰り返し読み聞かせを行い、
自分の身を守ること、
みんなで頑張って生きていくことを
考えていこうと思います。


2018年6月16日土曜日

本、だ~いすき!(新日本出版社)

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ワールドカップが始まりましたね。
子どもたちもサッカーをやっているので
興味津々のはずですが・・・

集中力続かずw

夫さんだけ集中モード。

まだまだお子さまで、
サッカー中継より読み聞かせのがいいらしい♪


本、だ~いすき!(新日本出版社
 




さく:ジュディ・シエラ
え:マーク・ブラウン
やく:山本 敬子

定価 1500円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度


~読み聞かせの感想~

動物園に間違えて移動図書館が到着してしまう。
そんなところから物語はスタートします。

移動図書館に興味津々な動物たち。

自分の好きな本を手に取り
本を紹介をしていきます。

ちょっとしたビブリオバトルみたいな感じ。

でも、そのチョイスがいいんです。

ぞうさんは【ダンボ】
ビーバーは【ダムの作り方】

それをお互いに指摘し合ったり、
良さを分かち合ったり。

しかも、さすが外国の絵本って感じで
珍しい生き物たちがたくさん出てきます。
私にとってはとってもマニアックな登場生物の皆様。
子どもたちも興味をひかれていました。


『読む』ことを知らなかった動物が
『読む』ことの楽しさを知った。

その変化を表情や様子で感じ取れる
とっても楽しい絵本です。


作者の絵本には
「ほんをよめばなんでもできる」
なんてものもあり、
本当に『読む』ことを大切にしているんだなと思います。

最後には動物が物語を作ったり・・・

自分の子どもたちも
忙しい中でも

読む楽しさ
知る楽しさ

をいつまでも持ち続けてほしい。
そんな風に願ってしまう絵本です。


2018年6月13日水曜日

あかちゃん社長がやってきた(講談社)

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マットレスにカビ発生中!!!

退治中!!!


あかちゃん社長がやってきた(講談社



さく:マーラ・フレイジー
やく:もとした いずみ

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度


~読み聞かせの感想~

この絵本は映画「ボス・ベイビー」の原作です。

絵本自体は映画化よりだいぶ前に発表されたもの。

でも、映画のがあかちゃん社長のコミカルさを
より大胆に面白く描いていると思います。

もし、ボス・ベイビーを見てしまった人にとっては
やや物足りない絵本かもしれませんが
お父さん、お母さんの愛情あふれるしぐさや表情
あかちゃんの可愛らしいわがままが
温かい気持ちにさせてくれるかなと思います。



あかちゃん社長は突然やってきます。
家に入るなり、パパやママにあれやれ、これやれのオンパレード。

気に入らなければ、顔を背け
それでも思い通りにいかなければ泣き叫ぶ。

うーん、なんとも偏屈な社長!

面白いのは、
あかちゃん社長の会議は深夜にも行われる
というところ(笑)

うちの子どもたちもあったなぁと思わずニヤニヤ。
子どもたちは、何ニヤニヤしてんの??と。

特に一人目が生まれたときの育児のバタバタを
社長という表現で面白く仕上げています。


実はこの絵本に続編が出ました。

新社長現る!!!

すでに読み聞かせたのですが、とっても面白い。
続編が面白いことはあまりないかなと
個人的には思っているのですが、
今回はヒット♪

ぜひぜひ、2冊セットで読み聞かせてあげてください。
たぶん、お近くの図書館にもそろそろ置いているはずです。


2018年6月9日土曜日

いとしのロベルタ(絵本館)

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昨日は暑かったですね。
今日は一転肌寒い中
息子&娘の授業参観♪

二人とも個性を存分に発揮しw
頑張っていましたね。

ほっぺたを赤くしながら
汗をかきかき
頑張っている姿は
親として幸せを感じます(*´艸`*)

いとしのロベルタ(絵本館




さく:佐々木 マキ

定価 1200円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度


~読み聞かせの感想~

作者のワールドに引き込まれます。
とにかくすごい。

何がすごいって
ありえない世界を見事に
作りこんじゃってます。

タイトルからして
絵本のタイトル??
って首をかしげたくなる。

でもね、これは序章。
本番はページをめくってから。


登場する主人公はおじさん。
このちょび髭のおじさん。

このおじさんが
いとしのロベルタを探す旅をします。

このおじさんの哀愁の漂い方が
またいい味を出していて
「あぁ~、ロベルタ!いとしのロベルタ!」
みたいに、ドラマにもいないような
切ない叫びをあげながら
不思議な世界を漂います。

おじさんがロベルタを探す世界は
・ゼンマイが閉めてある人
・きょだいなハイヒール人
・びんに足がはえた人
・耳のあるペンギン

でもロベルタは見つかりません。

表紙に女性がうつっていたので
てっきり女性だと思っていたら・・・

ロベルタの正体は最後に何となく分かるのですが・・・
ビックリでした
Σ(・ω・ノ)ノ!

ちなみに、佐々木マキさん
男性ですww


2018年6月7日木曜日

しましまのティーシャツをきてみたら・・・(PHP研究所)

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子どもたち2人がサッカークラブに入りました。
いままで、サッカー塾に入っていたのですが、
いよいよ大きなコートでサッカーを始めます。

今までは、土日の過ごし方に悩んだけど
今度は土日の空いた時間を
いかに有効活用するか
そして、応援母ちゃんに変身せねば。

今年は、私も日焼けが凄そうです。

しましまのティーシャツをきてみたら・・・(PHP研究所






さく:土屋 富士夫

定価 1200円(税別) 

全33ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


~読み聞かせの感想~

「妖怪 いじわるシャンプー」など、
子どもたちに人気の絵本が多くある土屋さん。

今回は娘が知っている絵本だと言って
もってきたのがこの絵本でした。

可愛らしい男の子。
どこかふわふわとした落ち着きのない世界観。
子どもが大好きな場面転換と大冒険。

なるほど、これは好きだな~と
思わず納得する作品でした。

男の子のヒデ君が
赤いラガーシャツを懸命に着る場面から始まります。

長男坊によくあるボタンを取らずに着ようとするパターン。
力いっぱい頭をねじ込むと
そこには今までいた世界と全く違う
驚きの世界が。

そこは、海賊船!!
しかも船長。
私も読み聞かせながら
思わずパイレーツ・オブ・カリビアンのBGMを口ずさみ
長男は戦いのポーズ&ワンピースの技を繰り出していました。

宝島をめざすヒデ君。
そして、宝島をみつけるヒデ君。

あれ??
あっけなく物語が進むな~と思ったら、
やっぱりアクシデント発生。


敵の海賊と遭遇し
絶体絶命の大ピンチに陥ります。

仲間はグルグル巻きにされ、
ヒデ君も追い詰められます。

でも、ここで諦めないヒデ君。
海賊の船長として大活躍してくれます。


この世界が何だったのか、
なぜ船長になったのか、
多くは謎のまま。

でも、子どもたちには
ドラえもんのどこでもドアのような
夢のある世界が楽しかったようで、

パジャマに着替えるときに
ゆっくり首を通し、
きょろきょろ周りを見渡していました。

何かがきっかけで世界が変わる、
そんな世界観がとっても楽しい絵本です。


2018年6月2日土曜日

エンリケタ、えほんをつくる(ほるぷ出版)

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子どもの順応力ってすごいですね。
かなりブームは下火になっているのですが、
娘の誕生日に「くねくね」
スケボーの車輪が2つのものを
買ってあげました。

リップスターネオって言うのですが、
当初は1ヶ月くらいでどれくらいできるかなと
高みの見物をしていたのですが、

恐れ入りました。
もう乗りこなしております・・・。

私、私ですか??(/ω\)
1mすら進みませんよ。


エンリケタ、えほんをつくる(ほるぷ出版





さく:リカルド・シリ=リニエルス
やく:宇野 和美

定価 1500円(税別) 

全56ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度


~読み聞かせの感想~

実はこの絵本、アルゼンチンでめちゃくちゃ有名な作者

リカルド・シリ=リニエルスの作品です。
ここに出てくるエンリケタという少女も
作者の前作品「マカヌド」に登場してきます。
読書が大好きで、想像力豊かな女の子。

さて、そんなエンリケタが
お母さんから綺麗な色鉛筆をもらいます。
何をし始めるのかと思ったら、
色鉛筆を存分に使って
素敵な絵本を作っていくことにします。

この絵本、文字が描かれた文字なんです。
鉛筆書きというか、手書きというか。
そして、カラフルで見ていて可愛い。

しかも、意外と読みづらくなく
読み聞かせにも問題なし。

物語はまるで絵本製作の裏側を見ているよう。
そして何よりも絵がとっても可愛いのです。
色鉛筆ってこんなに素敵な道具だったかな。
思わず自分も書いてみようかなと思える作品です。

作中にエンリケタが


いいおはなしでは いつでも
「ふいに」なにかがおこるんだ

おはなしには ひらめきが かんじんなの


とつぶやく所があります。



大人びた発言だと思うと同時に
「ふいに」を意識しながら
創作できる能力の高さにびっくりです。
あっ、絵本の登場人物の話ですが・・・

読み聞かせ後には
子どもたちも絵をかいて
お話を付け加えて
お互いに披露していました。

今までは絵本という1つのものだったのが、
作品作りの舞台裏を見て
絵とお話とひらめきの合わさった
とっても素敵なものだと
改めて感じさせられました。

少し長いですが、
ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。