2017年12月31日日曜日

ぱんつちゃん(岩崎書店)

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右手が筋肉痛なんです、私。
絵本持つことですら、震える始末(笑)

実は、昨日、栗きんとんを作ったんです。
金時芋が思いのほか安く購入できて
欲張っちゃったのです。

そしたら、芋の裏ごしに異常に時間がかかってしまい
90分くらい格闘してしまいました!

なので、腕パンパン♪
でもね、これが毎年の風物詩。

なんだかんだで、手作りの煮豆と栗きんとんを
頬張ってくれる子どもたちを見られるのが
楽しみなんですよね。
来年も、欲張らず変わらない日々がいいなー

ぱんつちゃん(岩崎書店)




さく:はまぐち さくらこ 

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度

子どもの選ぶ絵本にも個性ってありますよね。

うちの息子は動物ものが大好き!

一方、娘はちょっぴり奇抜な
この絵本みたいな絵が大好き♪

でも、どちらも本が好きでよかった。

年間約500冊ほど図書館で本を借りました。

来年は本選びにどんな変化があるか
今から楽しみです♪
 
~読み聞かせの感想~
パンツの島がこの世にはあるそうな。
そこで、一着一着のパンツが育てられ
みんなのもとへと届けられるのです。

パンツって大人になると
なかなか口には出せないけど

子どものときって
なんだかうきうきしちゃう不思議なワード。

しかもこの物語では
たくさんの個性豊かなパンツたちが勢揃いしています。

表紙には主パンツ公のぱんつちゃんが描かれています。
目がクリクリで、特徴のある雰囲気。
何か突拍子のないことが起こりそうですが、
物語にそこまで大きな波はありません。

パンツの島での生活や
ちょっとした変化、
最後は素敵なこどもにパンツが届けられるまでを
淡々と描いています。

普段、何気なく
そして毎日履いているパンツ。

こんなパンツの島があるのなら
毎日のパンツも楽しく履けそうです。

ぱんつで1年を終えるのもうちらしいのですが、
本年もご訪問いただきありがとうございました。

『涼温な家』30代夫婦と子供2人の4人家族が建ててみた

とともに、来年以降もぜひお時間のある時に
お立ち寄りくだされば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様良いお年を♪

2017年12月29日金曜日

じゅうにしのおはなし(チャイルド本社)

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大掃除!
今日から夫さんも正月休み♪

なので、朝から大掃除!!
夫さんは全力でお風呂やってました。

大胆にカビキラーを使うものだから、
家の中が室内プールみたいに・・・塩素くさい。


そして、その流れから
子どもたちがプール行きたいと言い出し、
なぜだかみんなで室内プールに行ってきました。

この家族、疲れるわーww

じゅうにしのおはなし(チャイルド本社)



ぶん:ゆきの ゆみこ 
え:くすはら 順子 

定価 361円(税別) 

全40ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

私は今年年女。
来年は夫さんが年男。

年齢ばれちゃう…なんてw

長男がふと言い出した。
「僕の干支が来ない間に変わっちゃうんでしょ!
年男になれないなんて、ショックだよ~」
だって。

いや、それ違うよ。
元号が変わるだけで
干支は変わらん!
でも、そうやっていろんなことを
覚えていくんだなーと感心しました。

~読み聞かせの感想~
長女が幼稚園で年間購読している
チャイルド本社のおはなしチャイルドリクエストシリーズより
今回は1月号の「じゅうにしのおはなし」です。

古い古い時代、中国で使われた十二支ですが、
現在では様々な国に伝わり
それぞれの土地に合わせて活用されているそう。

日本でもこの十二支を干支として活用していて
身近な存在になっています。

そんな十二支がなぜこの動物たちになったのか。

お話自体は、様々なところで
様々な形で伝えらているところで
私も小さなころから目にしていました。

今回は、たまたま幼稚園で購読している
絵本の中にあったのですが、
これがなかなか躍動感ある絵と
分かりやすいお話で読みやすいです。

特にトラがうさぎを蹴散らしながら
門をくぐるシーンは迫力満点♪

最後の猫がなぜネズミを追いかけるようになったのか。
不思議な言い伝えを呼びかけるように説明しているのは
なんとなく柔らかい感じがして好きです。

もうすぐ、年女が終わる私。
夫さんの干支から、子どもの干支をめぐって
12年後はどんな家族になっているかな?!

そんなことをみんなで想像しながら読むと
楽しいのかもしれません。

2017年12月26日火曜日

ふしぎなたいこ(岩波書店)

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学校ってありがたい・・・
幼稚園って素晴らしい・・・

いや、やっぱり一日中子どもといると
体力もちませぬ。

しかも、お昼も大変だし。

一日中てんやわんや。
みなさん、大丈夫ですか??
 
ふしぎなたいこ(岩波書店)




作: 石井 桃子
絵: 清水 崑

定価 640円(税別) 

全70ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 30分程度

日本の昔話
「ふしぎなたいこ」
「かえるのえんそく」
「にげたにおうさん」
が収録されています。

~読み聞かせの感想~
墨の絵が印象的な日本昔話の絵本。
「ふしぎなたいこ」「かえるのえんそく」「にげたにおうさん」という
3つのお話が入っています。 

どのお話も、起承転結がはっきりとしていて、分かりやすいです。
そしてどのお話も、「オチ」があります。

難しい言い回しや、
時代背景が少しわかりづらいところがあるので
上手く説明しながら読み聞かせられると盛り上がると思います。

ちなみに我が家で一番盛り上がったのは
「にげたにおうさん」

浅草が近いということもあり、
鬼という言葉にすごく敏感ですww

このお話は、力自慢のにおうさんのお話。国内では相撲の相手がいなくなってしまったにおうさん。
うわさに聞いた海の向こうの最強の相手に会いに行きます。
そこで出会ったのは、力持ち本人ではなくお母さん。
腰の曲がったおばあさんです。

ところがこのおばあちゃんがただものではない。
山から息子が投げた丸太をキャッチするほどずば抜けた怪力。

そして、息子は山の向こうで仕事をしているというのです。
木こりでしょうか?
自宅の、おばあちゃんめがけ次々と切った丸太を山から投げてきます。

こんな怪力親子を見たら誰だって怖くなるでしょう。

におうさんも例外ではありませんでした。
本人に会う前に、海を渡って逃げ帰りました。

でもね、噂の怪力さんは、そのにおうさんを追いかけ
海を渡ってやってきたのです。

ずしん、ずしんと響き足音。

あまりの恐ろしさに隠れてしまうにおうさん。

怪力さんは、しょうがなく、頭脳戦を持ち掛けます。
いわゆるかくれんぼです。

ずしんずしんと足音を響かせながら
におうさんを探す怪力くん。

とうとう、近くへ迫ったと思ったとき、

あることが原因で

なんと怪力くんは井戸の中へ落ちてしまいました。

見事、頭脳戦を制したにおうさん。
胸を張って、いばっています。

あれ?!でも、力比べで勝ちたかったにおうさん。
本当にこんなラッキーで喜んでいいの??


雰囲気がとっつきにくそうですが、
読み始めると一生懸命理解しようとしながら
聞いてくれました。

太鼓のトントントン
かえるのぴょんぴょんぴょん
足音のズシンズシン

どれも心地の良い軽快なリズム。
表紙からは想像できない
読み聞かせの楽しさが味わえる1冊です。

2017年12月24日日曜日

てんこうせいはつばめくん(金の星社)

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クリスマスイブ♪
子どもがいないときには、
どこに出かけるか、
ドキドキしちゃう一日だったのに。

子どもが生まれてからは
家族でいかにクリスマスを楽しむか
試行錯誤の毎年です。

今年は、今日の夜にパーティーをするのですが、
プレゼントは明日だと遊ぶ時間が無くなっちゃうので・・・

昨日の深夜に夫さんとプレゼントを設置してきました。

今年は大きめのラジコンと袋に買ってきたお菓子を詰めた大袋。
大事なのは、まだ小2の息子もサンタを信じている・・・はずなので、
窓の鍵を開けておくこと。


今日の朝、いち早く気付いたのは娘でした。
しかも、娘は知らない他人のサンタさんが
勝手に家の中に入ってくるのが怖いらしく、
恐怖の表情。

お兄ちゃんを起こして、二人で恐る恐るプレゼントに近づきました。

もともと二人が欲しがっていたラジコン♪
満面の笑顔が見られてのはうれしかったです。

これから、公園でのんびりラジコン!
そして、夜はクリスマスパーティーを楽しみます。

あっ、そうそう。
私には誰からもプレゼントが届きませんw
結婚するとそうなっちゃうの??( ̄ー ̄)
 
てんこうせいはつばめくん(金の星社)




ぶん:こんの ひとみ
え :いもと ようこ

定価 1400円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

鳥だと聞くと飛べると思い
うさぎだと思うと跳ねると思う。

人間の世界でも、勝手に決めつけちゃうことありますよね。
あなたは、〇〇ができる人。
でも、その人の経験してきたことはそんな簡単じゃない。

そんな無責任な期待は
相手を思いやれる人ほど
敏感に感じ取れちゃうもの。

苦しいよね、そういうの。


~読み聞かせの感想~
森の学校シリーズのお話です。

今回の主人公の一人はつばめくん。
他の学校から転校してきました。

転校生は嫌でも注目を集めます。
つばめくんだから、空飛ぶの得意でしょ!!
なんて、いろんな動物君から聞かれてしまいます。

でもね、じつはこのつばめくん。
飛ぶのが苦手。
鳥さんだけど、飛ぶのが苦手なのです。

当然、こどもたちも「なんでぇ~?!」ってなりました。
そうですよね、子どもたちからすれば、鳥は飛ぶもの。

でもね、このつばめくん、飛べないことが原因で
どうやらこの学校に転校してきた。
だから、飛べるって思われるのがものすごくつらい様子。

そんなとき、その気持ちに強く共感したお友達がいます。
うさぎくんです。
うさぎくんも実は跳ねるのが苦手。
うさぎと言えば跳ねる・・・わけじゃない。

そんなふたりは、自然と仲が良くなります。
そしてふたりに共通点があることも分かりました。

それは、歌!

ふたりで歌を歌います。
歌の名前は
「にじの はし」
絵本には楽譜もついています。

さてさて、そんなふたりがどうなったか。
歌を通じて、励ましあって、少しづつ自分たちで
苦手を克服していきます。


この絵本の良いところはまさにここかなと思います。
たんに、個性があるんだよで終わらずに

でもね、
それでも努力することは大切なんだ!

と伝えてくれるのは親として嬉しい。

つまづきに寄り添いながら、
前進に支援できる、
そんな親でありたいなと思います。

2017年12月22日金曜日

むしバイキンなんて こわくない(文芸社)

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今日は冬至!
でも、いつもより
夜は寒さは和らぎ、過ごしやすい♪

我が家は、かぼちゃというより柚子派!!
近くのおばあちゃんが、
大量に庭にできた柚子をくれるので
柚子湯の王様風呂の完成です。

50個くらいいっぺんに入れちゃうから
ただいま、全身、柚子の匂いを醸してます。

金曜日だというのに
なぜだか、飲んでこないで夫さんも早く帰ってきちゃうし、
家族でのんびり夜長を楽しみます♪
 
むしバイキンなんて こわくない(文芸社)



ぶん: ますだ みずほ
え :たかおか ようすけ

定価 1200円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度


私は歯医者が大嫌い。

だから、歯が痛いなぁと思ったときに
躊躇しちゃって。
結果的に今のところ
大事には至ってないけど

子どもたちには同じ思いをしてほしくないなっと
思ってこの絵本を手に取りました。

~読み聞かせの感想~
娘はバイキンって文字を見るだけで
「バイキンまーん♪」
と、るんるんしちゃます。

毎日、アンパンマンを見ている彼女には
この絵本が夢と希望の絵本に思えたようです。

でも、中身はww

主人公の男の子、さとるくん。
彼は、甘いものがだ~い好き!!

しかも歯磨きをおさぼりしちゃう。
すると、そんな子をターゲットにするバイキン集団♪

そんなバイキン集団の隠密、忍キンが
絶好のターゲットさとるを見つけます。

作戦決行日!!
バイキン集団は役割分担した見事な連携で
たんまりとお宝である食べ物のかすなどをゲット。

さとるは当然虫歯になってしまいました。

ここで話は終わりません。

バイキン集団はあまりのお宝に浮かれて
一時期の働きぶりはどこへやら。
さとるから奪ったお宝に酔いしれ、活動をおさぼり。
当然、ターゲットの状態を確認することなんて
しなくなってしまいました。

そんなバイキン軍団をよそに、
一度大変な思いをしたさとるは
その後は改心をして、歯磨きも丁寧に行うようになりました。

当然、そんなさとるくんの口の中はきれいさっぱり。

そこに、宝の底がついたおさぼり集団が
2度目の大量を狙ってさとるの口に侵入します。
でも、そこには当然の結果が・・・。


歯磨きは大切だよっというしつけ絵本という位置づけはできます。
でも、それ以上にバイキンさんたちの人間臭さ
可愛らしさにほっこりします。

あんまり硬くならず、
気楽に読んであげると
子どもたちも喜ぶかもしれません。

2017年12月20日水曜日

じょうろさん(偕成社)

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寒い日が続くと、
庭のお手入れも間隔があいてしまいがち。

今日はとうとう娘に怒られましたΣ(゚□゚;)

「ママ!!!!植物だってちゃんと生きてるんだよ!!!」
「ちゃんと栄養あげなきゃダメじゃない!!!」
って。

ここ何日か、肥料あげなきゃとつぶやいていたのを聞かれてました。

でも、母はうれしいよ。
成長が感じられて♪
 
じょうろさん(偕成社)





作: おおの やよい

定価 1000円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度

空き箱や袋、ペットボトル
みなさん何に使っていますか?!

我が家は、すべて大きな袋に。

娘がデカデカと書いた「ざいりょう」の袋。

そこから、娘が気分によって
さまざまなおもちゃを作り上げていきます。

この前は飛行機だったなぁ。

物って、人によって価値が変わる。

日々そんなことを思い知らされます。

~読み聞かせの感想~
とっても、落ち着いた絵本です。

だからこそ、我が子には刺激が足りませんでした。

でも、絵がとっても可愛らしく、
のんびりのんびり読んであげると
とっても幸せな気持ちになります。


じょうろさんはベテランの園芸用品。
持ち主の大切な大切な水やり道具です。

大活躍していたある日、
とうとうじょうろさんのお腹に穴が開いてしまいます。
底に穴の開いたじょうろでは
水やりの道具としての価値はなくなってしまいます。

そこで、じょうろさんは穴をふさごうと
近くの木に話しかけ、中を落ち葉で満たしてもらいます。

でもやっぱりふさがらない穴。

春本番、じょうろの大活躍の季節。
なのに、穴の開いたじょうろは用なし状態。

そんなある日、強い風が吹きました。
じょうろさんも倒れてしまいます。

そのとき、持ち主が叫びます。

「このじょうろに花が咲いているよー」と。

それからは、じょうろではなく植木鉢として
残りの人生を歩んでいくのでした。

ちなみに、なぜ花が咲いたか!
落ち葉は時間をかけ腐り、
それをミミズくんがむしゃむしゃ食べると・・・


子どもたちは違う絵本で読んで知っていたので、
土ができるんだよねと先読みされてしまいました。

でも、物の価値は一つじゃないよって気づかせるのに
とっても良い絵本だと思いました。

2017年12月18日月曜日

もねちゃんのたからもの(徳間書店)

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つい先ほど、我が家の夫婦の会話。

私  「ねぇ、うじこって何?」

夫さん「たしか神様を進行している地域の人じゃなかったっけ。」

私  「へぇ、そうなんだ!うちの幼稚園の行事によくいるんだよね。」

   「そうそう、もう一つ分からない言葉でさ」

   「テイマイ って神社の専門用語?!」
   「うちの幼稚園って神社系だからテイマイ、テイマイって言ってて
    意味わかんないんだよね」

夫さん「いつ言われる?」

私  「うーんとね、お兄ちゃん、お姉ちゃんだけのお家には言わないんだけど」
   「弟とか妹のいるお家に向かってだけいうんだよね、神社の専門用語??」

夫さん「(*´Д`)=3ハァ・・・」

   「弟はテイと読みますね。妹はマイと呼びますね・・・」

   「もしかして、弟や妹の総称、弟妹じゃないの。」

   「頭・・・大丈夫?」

私  「Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン」
 
もねちゃんのたからもの(徳間書店)




作: たかお ゆうこ

定価 1400円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

あなたのタカラモノは何ですか?

タカラモノって一つだけ?!

読み終わった後に

ほっこり子どもを抱きしめたくなります。

~読み聞かせの感想~

もねちゃんは森の近くに住んでいます。
もねちゃんの得意なことは、好きなものを集めること。

思わず、息子に好きなもの集めてる??
って聞いたら、すかさず

「ポケモンカード!!( ̄▽ ̄)」

自信満々に言われたので、
華麗にスルーして読み進めることにw

もねちゃんはみんなに大好きなものを見てもらいたいのか、
「ひみつのたからもの、みにきていいよ。」
っと書いて、紙飛行機を飛ばします。

この紙飛行機を見てやってきたのが、
こどものきつねくん。


このきつねくんに、
もねちゃんは宝物を一生懸命説明します。

縄跳びにメガネに貯金箱。
どれも普通な物ばかり。
なのに、もねちゃんの説明が加わると
どれもが素敵なお宝に様変わり。
お金がどんどん増えていく貯金箱♪
夢がないようで、夢がある( ´艸`)

でもね、もねちゃん、
ただの自慢少女じゃないんです。

きつねくんが欲しがった懐中電灯を
優しく譲り
「私はまた違うのみつけるから」
と力強い一言。


そうなんですよね。
タカラモノは、1つじゃない。

そんなことに気づかせてくれる温かな絵本です。

2017年12月16日土曜日

おはぎちゃん(偕成社)

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昨日は、幼稚園のママさんの忘年会。
パパに感謝しつつ、
しっかり参加させていただきました。

隅田川とビル群が見える
素敵なお店に
お酒も入って楽しい気分♪

でも結局話していることは子どものこと(笑)
いつもの我が家の集まりと変わらない会話。

分かったことは子育てはやっぱり一人じゃ無理!!
こうやって、少しでも不安をこぼせる人がいることが
安定剤なんだなと思いました。

さてさて、忘年会の時期真っ只中。
みなさんも細かいことは気にせず
気取らずストレス発散してきてくださいね♪

おはぎちゃん(偕成社)




作: やぎ たみこ

定価 1200円(税別) 

全36ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

絵本の世界の素敵なところは
何でも主人公になれちゃうところ。

どんなものにも「心」を
入れてしまうことができるから。

おはぎが転がったら
汚いじゃんなんて
余計な感情は取っ払い
ぽわーんとした
「おはぎちゃんの世界」
に入っていきましょう♪

~読み聞かせの感想~
表紙の絵に惹かれて
子どもたちと読み聞かせの一冊になりました。

何に惹かれたかっていうと、
単純におはぎちゃんのかわいらしさ。

奇をてらったわけでもなく、
どこか誇張されているわけでもないけど
なんだか一度目にするとじっと眺めたくなる
そんなほんわかとした魅力のある主人公です。

ある日、おはぎちゃんは庭先でおじいさんに食されるところでした。
ところが、するりと手から落ちてしまい、
庭先をころころと転がり
行方不明になってしまいます。

出来立てほやほやのおはぎちゃんは草むらにいました。
出来立てほやほやなのでおはぎちゃんは赤ちゃんのようです。

庭にいた生き物たちが、
おはぎちゃんを大切に育てていくことになりました。
協力して、知恵を出し合って
順調に育っていったおはぎちゃん。

ただ庭の生き物たちには、生活するうえで心配なことがあります。
それは、おじいさんの家の床下です。
床下には恐ろしい生き物がいて
絶対近づいてはいけないと言われています。 

でも、冬、みんなは冬眠をしなければいけません。
おはぎちゃんは・・・
放置ww

ということは・・・
そうです。
事件発生です。
おはぎちゃんが行方不明。

声のする場所はー・・・。
床下。
庭の生き物たちがみんなで
勇気を出して、床下に入っていくと、
そこには摩訶不思議、ほんわかな空間が。。。


絵の色彩が豊かで、いろいろな生き物も出てきて
とっても楽しい世界が広がっています。
そこに、ちょっぴりドキドキする展開も入っていて、
最後の登場人物は想定外。

親子で楽しめる楽しい絵本です。
冬の寒い一日にぜひお家で読んであげてください♪
 

2017年12月13日水曜日

がたごと がたごと(童心社)

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最近は寒くなってきて
子どもたちより大人が
外遊びから逃げ出そうと
必死な戦いですww

結局は外遊びはすることになるのですが。

そんな感じの中で、
久々に我が家で室内遊び。

総勢6名の幼稚園生がてんやわんや。
そんな様子を見て
「お友達のお母さんがいつもサイトウさんちでごめんね。」
と言ってくれます。

でもね、本当は我が子を他の家に上がらせたくないんです。

家を怖いしちゃいそうで。。。

家の中で縄跳びして、
逆立ちして、
裸で駆け回って・・・

そんな子、怖くて連れ出せないのでw

みなさん、これからも我が家にどうぞ♪

がたごと がたごと(童心社)



作: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度

第11回読書感想画中央コンクール選定
2000年出合いの本50冊
 
第5回日本絵本賞

見た目だけで決めつけてはならない。
そんなことは分かっていたつもりだけど、
参りました。

これだけの注目作品なのは今は納得。


~読み聞かせの感想~
読み聞かせの時、
この絵本の表紙を見た息子が一言
「つまんなそうなんだよなー」

一瞬イラっとしながらも
正直、少し幼稚かなと
私自身が思ってしまいました。

ところがどっこい。
全く話の展開を知らない私は、
正直はまってしまいました。
大興奮です。

「おきゃくがのります ぞろぞろ ぞろぞろ」
というアナウンスからスタートです。
にぎやかな駅のホームにはたくさんの人が電車に乗ります。

仲のよさそうなカップル、山登りをしそうな人、ツアー旅行の団体さんなどなど。

「がたごと がたごと」
題名にもあるこのフレーズで電車は進みます。

都会から田舎へ、山の中。
着いた駅の名は「おくやま」!

さて、「おります おります」
というアナウンスで乗客が続々と降りてきます。

でも、ここで衝撃です。
簡単に読み進めようと思った瞬間、違和感が・・・

ホームに降りてきたのは、大量の動物さんたち。

犬に猫にキリンにゾウに。
こんなはずじゃないでしょって、子どもたちも大はしゃぎ。

描かれている動物たちが来ている服やバックは
乗り込むときのお客さんと同じ。

だから、余計におかしくて、
答え合わせをするかのように、
乗る駅と降りる駅を見比べていました。 


そんな不思議な電車の旅がまだまだ続きます♪


正直、なめてました。

完全に期待を裏切られた!いい意味で。

そんな、驚きと楽しさにあふれた絵本です。

2017年12月11日月曜日

おおきなおおきな木(金の星社)

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最近、ケンカの増えた我が子たち。

自己主張が激しくて
あることでケンカしておさまったと思ったら、
また次のことでケンカして。

でも、気づいたら二人で笑ってて。

最後に一緒の布団ですやすや眠る・・・

どこのお家もこんなんなんでしょうかね。

あー、疲れた(笑)

おおきなおおきな木(金の星社)



よこた きよし ・ 作
いもと ようこ ・ 絵

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

安心できる場所。

そんな場所が家以外で見つけられない時代。

だからこそ、この絵本の
包み込まれるような優しい居場所に
憧れを持つのかもしれません。

この本は、大人、
しかもいろいろと経験している大人が読むと
泣いてしまうかもしれませんね。


~読み聞かせの感想~
おおきなおおきな木があります。
そこには、おおきな穴が開いています。

この穴に、様々な生き物が訪れます。

うさぎ、きつねにくま・・・
それぞれがこの穴で癒され元気に帰っていきます。

最後に現れたのは若者。旅人の若者です。

いもとようこさんの絵で人が描かれいるは珍しいです。

この若者は自分探しの真っ最中。
人生に焦り、苦しんでいる。
そんな時に出会ったおおきなおおきな木。
穴で寝ていると、夢におじいさんのこの木が現れます。
自分の生い立ちを紹介しながら、
人生はどのように生きるべきか
優しくおおらかに説明をしていきます。

そして最後に
「おおきな木になるためには
しっかりねっこをはらねばならない」
と諭します。

残りの命がわずかであること
それでも人生に悔いがないことを
とうとうと語ります。

そして、その話を聞いた自分探しをする若者は
人生のヒントを見つけ自分の家へと戻ります。

この若者は家に戻る途中で
このおじいさんの木の実を地面に植えていきます。

そして、また若木が芽吹くのです。

命のつながり
人生の価値観

そんな難しいテーマを静かな場面で描かれていきます。

幼稚園の子にはまだまだ難しい絵本ですね。
でも、風が吹くときも、雨が降るときも耐えるためには
根っこが大切なんだという話には
ふんふんとうなずき納得していました。

今、意味は分からなくても
記憶の片隅にこんな本があったなと思ってくれる
そんな読み聞かせができたらいいなと思います。


2017年12月9日土曜日

ちこく姫(好学社)

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昨日の夜、家族4人で国際フォーラムに行ってきました。

大好きなアーティストさんのライブ♪

家族全員が大好きで
未就学児も入場可能!

周りのママさんに言うとビックリされるけど

わが家では年に数回の恒例行事。

こういう家族での恒例行事があると
幸せだなーと実感できます。

できるだけ長く続けていきたいなぁ。

ちこく姫(好学社)



よしなが こうたく ・ さく

定価 1500円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

遅刻と無縁だった学生時代。

社会人になって
初めて経験した時には
死んでしまうかと思うほど
ドキドキしてしまった私。

子どもたちも、まだ遅刻はなし。
いつか遅刻で困る日はくるのかな。

~読み聞かせの感想~
大人気の給食番長シリーズ。

今回は、学習発表会を控えた
1組と2組の児童のドタバタ劇。

主人公のお姫様を演じるのが夢だった2組のまどか。
大切な大切な配役を決める会議に
まさかの遅刻をしてしまいます。

そんなまどかの前に立ちはだかったのは
1組の女番長ちよこ。

遅刻をするような人たちには任せられない!
と、まどかのお姫様希望の却下を含め、
2組全員を脇役にしてしまいます。

諦めようにも諦められないまどか。
そこで出た言葉は
「私が2組のみんなを主役にする!!」

それから、毎日遅刻ギリギリに登校するまどか。
何をしているかというと・・・



遅刻っていろんな理由があるけれど、
やっぱり迷惑のかかるもの。

今回はそんな迷惑をかけられる側の気持ちに焦点が当てられています。

奇抜な絵に一瞬引いてしまう方もいると思いますが、

なかなか面白い視点で遅刻を取り上げています。

 一生懸命に挽回しようとするまどか、
その姿に共感しつつも、ダメなことはダメなんだと諭してくれる女番長ちよこ。

最後の場面もなかなか熱い!!