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ようかい りょうりばんづけ(佼成出版社)
さく:澤野秋文
定価 1300円(税別)
全32ページ
読み聞かせおすすめ度 ☆☆☆☆☆
読みごたえ度 ☆☆☆☆☆絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆
実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】
読むのにかかった時間 10分程度
澤野秋文さんのゆかいな妖怪絵本。
わが家の子どもたちはゲゲゲの鬼太郎は大好きなのに
妖怪っと聞くだけでちょっぴり拒否反応w
でも、この妖怪絵本はとっても楽しかったようで
わが家の料理を食べてもらって
感想を聞きたいなあと勝手なことを言っております(笑)
物語は、数百年前のある場所のお話。
そこにはさまざまな妖怪と人間たちが
上手に暮らしておりました。
人間界で言えばミシュランガイドみたいな
グルメガイドが妖怪の世界にも存在するようで
人間界の料理を食べては妖怪の舌に合うか調査する
妖怪の覆面調査員がおりました。
とうふこぞう、ざしきわらし、すねこすりの妖怪3人組。
さまざまな料理を食べては採点をしていきます。
そんな時に出会ったのが、人間界では廃れた豆腐屋。
豆腐の味はというと、ザラザラぼそぼそ。
とてもおいしいとは思えない表現ですが、
妖怪の世界では、その味がたまらなくおいしいそうで、
覆面調査員たちも大絶賛!!
その豆腐屋の豆腐が
妖怪グルメガイドにも高評価で掲載されました。
人間界でもミシュランガイドに掲載されれば
それはそれはすさまじい反響があるようですが、
妖怪界でもそれは同じ。
その豆腐屋さんは人間ではなく、
妖怪が大量に押し寄せ、大繁盛。
もともと人間には売れなかった豆腐屋さん。
親父さん一人で切り盛りしていたのですが、
とてもとても一人では回せません。
そこで、腕利きの職人を雇うことに。
すると、当然ながら豆腐は数段レベルのアップ。
おいしいものに!
あっ、おいしいとは人間にとってであって、
妖怪にとっては、あのザラザラとしたぼそぼそとした良さは失われ、
妖怪にとってはまずい豆腐に。
するとグルメガイドの掲載元にはクレーム殺到。
さぁ、大変。
あんなに妖怪に愛された豆腐がなくなってしまう。
その時に動いたのは覆面調査員。
さぁ、どのようにして妖怪の大好きな豆腐を復活させるのか。
ぜひぜひ絵本にて結果をお楽しみください。
澤野秋文さんの絵は見やすく、
子どもたちも興味を惹かれます。
時代は古い時代を舞台としていますが
キャラクターが生き生きしていて
楽しい雰囲気満載です。
読み聞かせ絵本にぴったりだと思います。
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