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今回は少しいつもとは記事内容が違います。
ちょうど子どもたちが読書感想文を昨日終えました。
悪戦苦闘しましたが(笑)
なので実際に小学3年の息子が
読書感想文を書くために読んだ本を
ご紹介したいと思います。
空をけっとばせ(講談社)
作:升井 純子
絵:大島 妙子
定価 1200円(税別)
絵:大島 妙子
定価 1200円(税別)
全93ページ
読書おすすめ度 ☆☆☆☆☆
読みごたえ度 ☆☆☆☆☆絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
一人での読みやすさ ☆☆☆☆☆
実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】
読むのにかかった時間 80分程度
~あらすじ&読書感想文作成の感想~
7月の中頃に図書館で本選びを行いました。
その時にちょうど私の背の高さの棚、
子どもたちには見えない場所に置かれていたのが
この「空をけっとばせ」という本でした。
手に取り表紙のこどものがんばっている絵、
裏表紙のすいかの夏らしさに惹かれ
子どもとも相談をし
息子は読むことにしました。
中身は文字も大きくページ数も
100ページは越えない程度。
小学3年生以上で習う漢字には
ルビがついており、読みやすい。
時々入る挿絵も素朴で、
それでいてすっと物語に入ります。
さらに男の子には受けがよさそうな
友情とスポーツを題材としていて
当初は渋っていた息子も
読み始めると夢中で読んでいました。
物語の主人公は小学3年生のゆうとくん。
1学期の最後に担任の先生から
2学期は体育の授業で
逆上がりを行うことをお知らせされます。
その時に友達に
「逆上がりはできる?」
と聞かれ、
思わず
「うん」
と嘘をついてしまったゆうとくん。
ここから彼の苦悩は始まります。
夏休みが明けるまでには逆上がりができないと
みんなに嘘をついたことがばれてしまう。
そう焦ったゆうとくんは
バレないように練習を続けます。
でも、なかなかうまくいきません。
そんな時に仲の良いトキオくんと出会います。
彼はサッカークラブに入りたいという希望があります。
でも家のスイカの出荷が忙しく
手伝いをしなければならない彼は
なかなか願いがかないません。
それでも、スイカ畑のわきにある倉庫で
黙々とリフティングの練習を続けるトキオ君。
いつしか二人はお互いのミッションを達成できるよう
励ましあいクリアすることを誓い合います。
しかし、ゆうとはいつまでたっても上手くいきません。
とうとう練習をあきらめ
フラフラと遊びに行ったトキオ君の家で
ゆうとはショックを受けます。
トキオ君は何回失敗しても
リフティングの練習を続けていたのです。
自分とは違い、粘り強く取り組むトキオ君に
焦りと悔しさと妬みを持ったゆうとは
トキオ君の練習がうまくいかないよう願い始めます。
そんなダメな自分にハッと気づいたゆうとは
この後大きな変化を遂げます。
2学期が始まりました。
いまだにゆうとは逆上がりができません。
補助の先生に教えてもらってもできないゆうとは
とうとう周りの友達にできないことがバレてしまいます。
そんな時、夏の頑張りを見ていた補助の先生が
ゆうとの練習の姿を絵に描いていて
それをみんなに見せてくれました。
それがこの本の表紙の絵です。
みんなはこの絵を見て「オーバーヘッドキック」みたいだと
ゆうとをほめてくれます。
そして、先生は失敗しても頑張っている証拠は残るよと
熱い言葉を投げかけてくれます。
改めてやる気を取り戻したゆうとは
練習に付き合ってくれるトキオくんなどの仲間とともに
懸命に練習に取り組みます。
まだゆうとのことを「うそつき」呼ばわりする子はいるけれど
もうゆうとはそんなことにはへこたれません。
そしてとうとうゆうとは逆上がりができるようになりました。
さらにトキオは両親に頑張りが認められ
サッカークラブに入れました。
うちの息子は、この本を読んで
「あきらめない心」が大切だと学んだそうです。
そして、あきらめない為には
自分の頑張りだけじゃなく
いい友人とお互いをほめてあげる優しさが必要だ
とまとめていました。
2017年5月に発行された比較的新しい本です。
そのため、まだあまり情報は出回っていません。
しかし、読みやすさは最高だと思います。
特にうちの子のように、
文を書くことが得意でない子にも
分かりやすく書きやすい、
何より自分の体験に振り返りやすい題材です。
もしまだ読書感想文の本が決まっていない方、
早くも来年の計画をお立ての方、
日常的な読書にも良いと思いますので
ぜひぜひ図書館等で手に取ってみてください。
7月の中頃に図書館で本選びを行いました。
その時にちょうど私の背の高さの棚、
子どもたちには見えない場所に置かれていたのが
この「空をけっとばせ」という本でした。
手に取り表紙のこどものがんばっている絵、
裏表紙のすいかの夏らしさに惹かれ
子どもとも相談をし
息子は読むことにしました。
中身は文字も大きくページ数も
100ページは越えない程度。
小学3年生以上で習う漢字には
ルビがついており、読みやすい。
時々入る挿絵も素朴で、
それでいてすっと物語に入ります。
さらに男の子には受けがよさそうな
友情とスポーツを題材としていて
当初は渋っていた息子も
読み始めると夢中で読んでいました。
物語の主人公は小学3年生のゆうとくん。
1学期の最後に担任の先生から
2学期は体育の授業で
逆上がりを行うことをお知らせされます。
その時に友達に
「逆上がりはできる?」
と聞かれ、
思わず
「うん」
と嘘をついてしまったゆうとくん。
ここから彼の苦悩は始まります。
夏休みが明けるまでには逆上がりができないと
みんなに嘘をついたことがばれてしまう。
そう焦ったゆうとくんは
バレないように練習を続けます。
でも、なかなかうまくいきません。
そんな時に仲の良いトキオくんと出会います。
彼はサッカークラブに入りたいという希望があります。
でも家のスイカの出荷が忙しく
手伝いをしなければならない彼は
なかなか願いがかないません。
それでも、スイカ畑のわきにある倉庫で
黙々とリフティングの練習を続けるトキオ君。
いつしか二人はお互いのミッションを達成できるよう
励ましあいクリアすることを誓い合います。
しかし、ゆうとはいつまでたっても上手くいきません。
とうとう練習をあきらめ
フラフラと遊びに行ったトキオ君の家で
ゆうとはショックを受けます。
トキオ君は何回失敗しても
リフティングの練習を続けていたのです。
自分とは違い、粘り強く取り組むトキオ君に
焦りと悔しさと妬みを持ったゆうとは
トキオ君の練習がうまくいかないよう願い始めます。
そんなダメな自分にハッと気づいたゆうとは
この後大きな変化を遂げます。
2学期が始まりました。
いまだにゆうとは逆上がりができません。
補助の先生に教えてもらってもできないゆうとは
とうとう周りの友達にできないことがバレてしまいます。
そんな時、夏の頑張りを見ていた補助の先生が
ゆうとの練習の姿を絵に描いていて
それをみんなに見せてくれました。
それがこの本の表紙の絵です。
みんなはこの絵を見て「オーバーヘッドキック」みたいだと
ゆうとをほめてくれます。
そして、先生は失敗しても頑張っている証拠は残るよと
熱い言葉を投げかけてくれます。
改めてやる気を取り戻したゆうとは
練習に付き合ってくれるトキオくんなどの仲間とともに
懸命に練習に取り組みます。
まだゆうとのことを「うそつき」呼ばわりする子はいるけれど
もうゆうとはそんなことにはへこたれません。
そしてとうとうゆうとは逆上がりができるようになりました。
さらにトキオは両親に頑張りが認められ
サッカークラブに入れました。
うちの息子は、この本を読んで
「あきらめない心」が大切だと学んだそうです。
そして、あきらめない為には
自分の頑張りだけじゃなく
いい友人とお互いをほめてあげる優しさが必要だ
とまとめていました。
2017年5月に発行された比較的新しい本です。
そのため、まだあまり情報は出回っていません。
しかし、読みやすさは最高だと思います。
特にうちの子のように、
文を書くことが得意でない子にも
分かりやすく書きやすい、
何より自分の体験に振り返りやすい題材です。
もしまだ読書感想文の本が決まっていない方、
早くも来年の計画をお立ての方、
日常的な読書にも良いと思いますので
ぜひぜひ図書館等で手に取ってみてください。
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