2018年8月16日木曜日

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん(BL出版)

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おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん(BL出版)




さく:長谷川 義文

定価 1400円(税別) 

全40ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


~読み聞かせの感想~
お盆も終わります。
皆さんはご先祖様を思い返すことはありましたか。
今は家にご先祖様の額を飾ることもないので
うちの子はこの本を読むまで
深く考えたことはなかったそうです。

絵本は幼稚園生の男の子を主人公としてお話が進みます。

お父さんは38歳、おじいちゃんは72歳。

そこで男の子は単純な疑問を持ちます。

「おじいちゃんのおとうさんってどんな人?」

するとおじいちゃんは、こんな人だったよと
説明をしてくれます。
いわゆる「ひいおじいちゃん」
そして、ついでに「ひいひいおじいちゃん」
のお話もしてくれます。

でも、そこは好奇心旺盛な男の子。
疑問は湧き出てきます。

するとなぜだか男の子はタイムスリップ。
ひいひいおじいちゃんに直接尋ねてしまうのです。
じゃあ
「ひいひいおじいちゃん」の「おじいちゃん」って
どんな人だったの?

絵本は時代背景が変わり、
明治、江戸、安土桃山、平安・・・
どんどん人の様子も文化もさかのぼりながら
男の子の祖先と出会っていきます。

すると、祖先の呼び方は
「ひいひいひいひいひいひいひい・・・・・・・・おじいちゃん」
というように、「ひい」が続くようになります。

この絵本は祖先についてふっと考える良さと同時に
読み聞かせの場合この繰り返す「ひい」を
読み手が苦労しながら読む姿に子どもが爆笑するという
ちょっと読み手泣かせな面白さがあります。

お盆は過ぎてしまいましたが、
送り火と一緒に祖先のことを考えるには
とってもいい絵本だと思います。

ただしw
読み手は本当に大変。
あまり真剣にならず、
「ひぃ」は適当に面白おかしく
読み進めていただければいいと思います。

ぜひぜひ一度読んでみてください。

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