2018年7月19日木曜日

怪談えほん くうきにんげん(岩崎書店)

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怪談えほん くうきにんげん(岩崎書店)




さく:綾辻 行人
え :牧野 千穂
へん:東 雅夫

定価 1500円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度


~読み聞かせの感想~

図書館の良く見える位置に置かれていた本。
夏だからでしょうか。
怪談シリーズの絵本です。

しかも古い感じの怪談ではなく
今すぐに、しかも昼間から
ちょっぴり現実に起きそうな怪談話。

わが家ではこのような怖い本は初めてかもしれません。
表紙に違和感を覚えた娘。
調子に乗って娘を怖がらせようとする息子。

でも結局、二人とも怖くなっちゃいました。



話の始めは
「くうきにんげんを知っているかい?」
こんな問いかけで始まります。

いろんな場面で感じるちょっとした変化。
風や物音。
静まり返った時ほど現れるくうきにんげん。

文字数は少なく、
文章を繰り返すことで
反響する音のような
不思議な怖さを体験できます。

くうきにんげんってなんなんでしょう。
くうきにんげんっているのでしょうか。

私に聞かれても分かりません。

ただ、この絵本に出てくることは、
あ~そういえばと
何となく感じることがあります。

普段、何気なく過ごしているこの空間。
時間のある夏休みだからこそ
ちょっぴり立ち止まって
いろんな想像を膨らませてくれたら
親としてはうれしいなと思います。


ちなみに、傷つけたり、壊したりという描写はないので
怖いとはいってもそこまで心理的に負担はありません。

ぜひみんなで暑い夏を
少しヒンヤリさせてみてください。

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