2018年9月6日木曜日

【今夜の夢もここからお届け?】こんやもバクはねむらない(講談社)【想像力が育つ絵本】

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こんやもバクはねむらない(講談社)




さく:澤野 秋文

定価 140円(税別) 

全36ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度


~読み聞かせの感想~

夢を見る日と見ない日、
楽しい夢と怖い夢。

夢占いもあるくらい
寝ている間に見る夢は
摩訶不思議な世界です。

そんな眠った時の夢の世界を
ある動物たちにコントロールされているとしたら
そこは不思議な世界が広がっていることでしょう。

今回の絵本では、
私たちの見る夢が
かわいい「バク」たちによって、
懸命に作られている世界である
という設定の物語です。


人間や動物がどんな夢を見るか
決定するのはバクの世界にあるガラガラポンw

担当のバクがくじを引きます。

そして出てきた「キーワード」から
自分自身でその夢に必要な登場人物や小道具を集め
夢を完成させて、眠りについた生き物にお届けをします。

いわゆる、夢職人。

そんな夢職人に新人が入りました。
名前は「ピケ」
この道の達人であり、師匠の「モーフ」に教えを請いながら
夢を完成させようと懸命に努力します。

ただこのピケくん。
ちょっとおっちょこちょい。
いや、だいぶ・・・

凧にのって大空を~が
タコにのって大空を~って感じで

たこ違いを犯しちゃったりして

夢の素材集めに失敗しちゃいます。

でも、あきらめず懸命に続けていればよいことあるさ

そんな感じで最後は大成功?!

最後の最後までバタバタ劇で
とっても楽しいです。

見開きのページを広げるたびに
夢の素材がたくさん詰まっていて
めくるたびに子どもたちがズズッっと前へ。

このリュックは誰の持ち物だー!
この着物はさっき出てたよね!
なんて楽しい会話をしてしまいました。

大人数の読み聞かせには不向きです。
少人数でみんなで夢の素材をどう使うか想像しながら
一緒に読み進めていくと楽しいと思います。


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