【Ctrlキーを押しながらクリックしていただくと簡単に投票できます。】
むしのもり(小学館)
定価 1300円(税別)
全32ページ
読み聞かせおすすめ度 ☆☆☆☆
読みごたえ度 ☆☆☆絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆
実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】
読むのにかかった時間 15分程度
むしって私は正直苦手なんです。
意思なく、でも懸命に動く姿。
生命力にたじろいでしまうw
でもこの「むしのもり」に描かれた虫たちは
どの子も表情が豊かで温かい。
表情に違いがあるというよりは、
虫の手足まで細かく丁寧に描かれていて
気持ちが伝わってくるのです。
主人公はさっちんという男の子。
この子とオオクワガタくんがお友達。
絵本には3つのお話が収録されています。
1.すもうたいかいのまき
2.おまつりのまき
3.はるのまき
お話はたくさんの虫たちが登場する中で
さっちんとオオクワガタくんの会話や行動、
お互いの気持ちなどが描かれていて、
虫の苦手な私ですら
二人に起こる出来事に羨ましくなってしまうことも。
最後のはるのまきでは、
さっちんがおなか一杯になって眠ってしまったので
オオクワガタくんが他の虫くんと協力して
優しくさっちんを寝床まで連れて帰ってあげます。
小さな虫たちが一糸乱れぬ行動で
優しく人間と接する姿は
こちらも思わずほっこりしてしまします。
私もこれからは虫を毛嫌いせず、
遠くからでもを観察してみようかな!
そんなふうに思わせてくれる素敵な絵本です。
0 件のコメント:
コメントを投稿