2018年9月3日月曜日

【温かな表情ある虫たち!】むしのもり(小学館)【早くも来年の夏にわくわく♪】

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むしのもり(小学館)


さく:タダ サトシ

定価 130円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


~読み聞かせの感想~
むしって私は正直苦手なんです。
意思なく、でも懸命に動く姿。
生命力にたじろいでしまうw

でもこの「むしのもり」に描かれた虫たちは
どの子も表情が豊かで温かい。
表情に違いがあるというよりは、
虫の手足まで細かく丁寧に描かれていて
気持ちが伝わってくるのです。

主人公はさっちんという男の子。
この子とオオクワガタくんがお友達。

絵本には3つのお話が収録されています。
1.すもうたいかいのまき
2.おまつりのまき
3.はるのまき

お話はたくさんの虫たちが登場する中で
さっちんとオオクワガタくんの会話や行動、
お互いの気持ちなどが描かれていて、
虫の苦手な私ですら
二人に起こる出来事に羨ましくなってしまうことも。

最後のはるのまきでは、
さっちんがおなか一杯になって眠ってしまったので
オオクワガタくんが他の虫くんと協力して
優しくさっちんを寝床まで連れて帰ってあげます。

小さな虫たちが一糸乱れぬ行動で
優しく人間と接する姿は
こちらも思わずほっこりしてしまします。

私もこれからは虫を毛嫌いせず、
遠くからでもを観察してみようかな!
そんなふうに思わせてくれる素敵な絵本です。

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