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じつはよるのほんだなは(講談社)
定価 1400円(税別)
全36ページ
読み聞かせおすすめ度 ☆☆☆☆☆
読みごたえ度 ☆☆☆☆絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆
実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】
読むのにかかった時間 10分程度
今回は以前「こんやはバクもねむらない」
をご紹介した澤野秋文さんの作品。
優しく繊細な描き方に魅了され
私が図書館で別の本はないかと探してしまいました。
そして見つかったのが、この絵本。
主人公?は犬はりこのこたろう。
夜、みんなが寝静まったころの本棚は
本の挿絵たちが表に出てきて大賑わい。
そんなみんなが迷子になったり
アクシデントが起きないよう見張っているのがこたろう。
でも、そこは様々なジャンルの本から
飛び出してきた挿絵の皆さん。
大人しくしているはずもなく、
次から次へとアクシデントが起こり
こたろうはおおあらわ。
そんなてんやわんやな状態を
ページいっぱいに表現しているのがこの絵本です。
そしてこの絵本のもう一つの特徴が
たくさんの挿絵たちに紛れてしまった
さまざまな人物やモノ、動物、妖怪・・・
を探すエンターテイメント絵本になっているところ。
簡単な探し物から
大人でも簡単には見つからない探し物まで
難易度は幅広く
家族みんなで絵本を広げて楽しみました。
端から端まで表情のある挿絵たち。
どこを見ても一切手抜きがありません。
だからなのでしょうか。
探しもの絵本は
一度解いてしまうと飽きてしまう子どもたちも
何回も絵本を自分たちで読み返していました。
絵本の形態はいろいろありますが
この絵本は単なる探し物絵本に分類できない
唯一無二な存在といえる素敵な絵本だと思います。
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