2018年1月24日水曜日

うれないやきそばパン(金の星社)

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最近、世の中のことに敏感になった息子。

噴火のこと、雪での事故のこと
学校でも話してくれているのかな

疑問に思うことは
たくさん質問してくれます。

ただ、家で話したことも
同じように学校で話しているのだろうと思うと
間違ったことを教えられなくて

私まで、時事に強くなった気がするのでした。

結果(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!ライ‼

うれないやきそばパン(金の星社)



ぶん:富永 あい
え :いぬんこ
さく:中尾 昌稔

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

自信のない人に伝えたい。

誰かは必ず見てくれているよ。

だから、諦めない
放り出さない、
自分を大切にしようね。

~読み聞かせの感想~
表紙から
「出オチ」
です。(((o(*゚▽゚*)o)))異

ちょっぴりずるいなと思いつつ、
手にとってページをめくることにしました。

絵本自体が何となく年季の入っている作り。
古いというわけではなく、
少し色使いが黄ばんだ…
表現が難しいのですが

新品!!って感じじゃないのです。

逆に言うと味わい深いとも言えます。

お話はとあるパン屋さんで売られているパン屋さんのお話。

おじいさんの ふるいふるい パンやさん
きょう うれたのは……
しょくぱん1こ
クリームパン3こ
メロンパン2こ
ジャムパン1こ
あんぱん1こ
カレーパン1こ
そして やきそばパンは ひとつもうれませんでした

こんな書き出しで始まります。
もうここで子どもたちは笑っていましたw

そして売れ残るパンたちは
ゴミとして捨てられる運命。

捨てられるパンたちの会話が
ミョーにリアルです。

そんなパン屋を変えるべく
ご主人が町のパン屋に足を運びます。

そこで見たのは、
いかにも流行に乗った
インスタ映えしそうな
派手なパンたち。

ご主人は店に戻り、
真似して創作パンを作ります。

すると、どうでしょう。
今までの客足が嘘のように回復し
派手なパンは大人気。

・・・でも、
今までのパンは相変わらず売れません。

そんなある日、
母と子のお客さんがやってきます。
子どもは当然のように
派手な流行りのパンに飛びつきます。

お母さんも当然、流行りのパンを買うと思いきや
・・・
なんと焼きそばパンを買いました。

懐かしいと言って感動し、
嬉しそうに頬ばります。


特徴あるキャラクターのパンたちが
リアルとファンタジーの間を
パン屋さんの中で駆け巡ります。

一生懸命新しいことを始めることも大切だけど
根気強く取り組んでいると
報われることもたくさんあるよって伝えられる
素敵な絵本だなと思います。

読み聞かせでは、
場面やキャラクターに応じて
声を変えてあげると
リズム感が出て楽しいかなと思います。



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