2018年1月14日日曜日

いけいけ!しょうがくいちねんせい(小学館)

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子どもに振られました。

土日に息子とお出かけを計画したら
「友達と遊ぶ~♪」
だって。

もうすぐ
「絵本いいや」
って言われる日が来るのかな。

怖いです…ね。

いけいけ!しょうがくいちねんせい(小学館)



ぶん:中川 ひろたか
え :北村 裕花

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

子どもでも、大人でも
新しい場所で過ごすとなれば
不安がいっぱい。

でも、それを乗り越えちゃうと
居心地よくて愛着が出てくる。

この階段一段を登らせてくれる絵本。

~読み聞かせの感想~
長女は年長さん。
今年の4月から公立の小学校に進級します。
幼稚園に通っているお友達は3分の1ほど
同じ小学校に通います。
お兄ちゃんだって、すでに通っています。
何より場所が我が家から30秒(笑)

それでもね、
やっぱり不安なんですって。
この前お風呂でそっと教えてくれました。


この絵本はそんな不安がある
「新一年生」
とそれを支えてほしい
「上級生」
のために描かれた絵本。

2年生や3年生にとって
こんな時期もあったよねと笑ってくれればいいのだけど
ちょっぴり、先輩たちを小ばかにする表現も入ってるので
大人が少しフォローをしてあげるといいかなと思います。

いけいけ!ごーごー!いちねんせい!
いいぞ!いいぞ!いちねんせい!!

こんな掛け声からこの絵本は始まります。

そして、校門を全力で駆け抜けながら
お兄さんお姉さんの
2年生を「にんじんぼうず」
3年生を「じゃがいもぼうず」
と表現しちゃいます。

まるで、不安な気持ちを振り切るように。
勢いそのままに6年生まで野菜に例えて
走り回ります。

そして、小学1年生が並んで横断歩道を渡ります。
渡りながら、

いちばん ちいさい しょうがくせい。
ひよこみたいに かよわいんだから
やさしくしなくちゃ いけないわ。

そんなことを言っています。

そして、こんどは動物に例え

2年生はにわとり!
3年生はさる!

と次々と表現していきます。

ここで終われば、
生意気ないちねんせい
で終わってしまいますし、
教育的にどうなのよと思うのかもしれません。
実際にそうレビューしている人も見受けられます。


でも、この絵本のこの1ページが大切。

でも ちょっぴり ふあんな こころ
ぽきんとおれそうになる
うまれてはじめてのことばかり
ときには なみだもこぼれるね

そして、次のページには

言葉がなく

小学1年生がニワトリやサルのお兄さんお姉さんに囲まれ
楽しく過ごしている姿が描かれています。


大人でも緊張した時、
お客さんはすべてジャガイモだと思えとか
言われたことありませんか。

小学1年生にとって
小学校の生活に慣れるまでは
学校にいる間中
ずーっとそんな緊張の中にいるのかもしれません。

緊張しちゃうからこそ
その裏返しで
お兄さんお姉さんを物に例えちゃう。

でも、本当はもっと自然に生活したいけど
今は無理。
だって、緊張してるから。
そんな風に私は捉えました。

そんな子にとって
この絵本は救いになると思います。
どんなお兄さんお姉さんも優しいよって。

そして、この本の気持ちを理解してほしいのは
本当は小学5年生や6年生かもしれません。

忘れてしまった1年生の緊張。
数年後に迎える中学入学の緊張。
みんなで助けていこうねって。

だから、私はこのちょっぴり危うい表現でも
しっかり読み聞かせ
お話をしていきたいなと思いました。

新1年生に限らずぜひ幅広い年代に読んでいただきたい一冊です。

2018年1月12日金曜日

さんすうサウルス(福音館書店)

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昨日は、鏡開きでしたね。
皆さんはお餅を食べましたか?!

わが家は、平日だったので
夕ご飯のデザートにお汁粉を出しました。

そしたら、見事に意見が真っ二つ。
何かっていうと

粒あん派?
こしあん派?

男性陣はこしあん派!
女性陣は粒あん派!

私から言わせると
こしあんのお汁粉なんて
何にも楽しくないじゃん!!
と思うのですが、少数派なのかな??

地域によってはお汁粉じゃないとこもあるんですよね。

とりあえず美味しかったです♪

さんすうサウルス(福音館書店)




ぶん:ミッシェル マーケル
え :ダグ クシュマン 
やく:はいじま かり

定価 1200円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

昨日も泣きながら
算数の宿題をやったキミ!

なんでこの絵本だと
こんなに楽しく問題に取り組むの?

やっぱり自分で進んで取り組むことって楽しいよね。

でもね、それと同じくらい大切にしてほしいことがある。

それはね、
嫌だな、苦手だなって思うことにも
粘り強く挑戦すること。

好きなことを全力で続けていくと突き詰めたとき
いつか必ず苦しさにぶつかるはず。

その時に力を発揮できる人になってほしい。

苦しいことにも負けるなよ!!

頑張れ、キミ!

~読み聞かせの感想~
こどもにとって、とっても興味深い恐竜さん。
実は脳みそはとっても小さくて、
そんなに頭が良かった生き物ではないと思われるww

でも、それでも
あの大きな体で、
何でも計算しちゃう恐竜がいたとしたら
なんだか楽しくて、ムフフとなっちゃいます。

さんすうサウルスくんは何でも計算します。
食べたトンボの数や
噴火して落ちてきた岩の数。
獲物となる恐竜の足跡の数に
きょうだいで食べられる恐竜さんの数。

四則計算すべてが入っています。
それに2つずつや5つずつ
まとめて数える方法なんかも分かりやすく描かれています。

わが家は
息子が小学2年生。娘が年長さん。
小学生のが楽しめる絵本かなと思いましたが
読み聞かせの途中で計算大会になったら
意外と娘が健闘し面白いことに。

数自体は日常にあるような数が多いので
未就学児のお子さんでも
最後まで興味を持って
読むことができると思います。

息子は前日、稽古ごとの後
「もういやだ」と泣きながら計算の宿題に取り組んでいましたが
この絵本は大好きなようで
素敵な笑顔を振りまいてくれました。

親としては、笑顔な子供が一番。
だからこそ、こういった読み聞かせの意味を感じる時間でした。
 



2018年1月10日水曜日

飼育係長(長崎出版)

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あっという間に
冬休みも終了し
わが家も通常の形に戻りました。

年末年始の前の時間は長いのに
過ぎるのはあっという間。

あれ?
これいつもどこかで言っている言葉・・・

あーーーー
毎日作るのは時間かかるのに
食べちゃうのはあっという間。

お料理ですね(;^ω^)

はぁ~
では、明日の下味でもつけておこうかな。。。

飼育係長(長崎出版)



さく:よしなが こうたく

定価 1500円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

金魚しか飼ったことがない私。

子どもたちは動物好きだけど
決して、飼いたいと言わないのは、
私の遺伝子なのかしら。

ちょっぴり悲しいような
でも、ほっとしている自分がいる。

私がまさおくんの母親ならどうしようかな。

~読み聞かせの感想~
今回の主役は、飼育係のまさおくんという男の子。

番長の学校の遠足で訪れた動物園。
そこで出会った1匹のこぶた。

そのこぶたをめぐって「番長」とまさおくんを中心に波乱を巻き起こします。




独特の絵が特徴の番長シリーズ。

第1作の給食番長が話題を博し、
第2弾がこの作品です。

とっても可愛い動物を見ると飼ってみたいと思う…

のも、実は今の時代珍しいのかも。
東京だからかな。

お家が狭くて、
動物を飼うことにあんまり現実感がないのです。

だから、この絵本を読んでも
こぶたを飼いたくて
連れて帰ったまさおくんの
本当の気持ちはあんまり理解できなかったよう。

でも命ある動物を飼うということがどういうことなのか、
そこにはきちんと正面を向いて
描かれている絵本です。

毎回博多弁の訳がついてて
そちらで読んでも子どもたちは大笑い。
 (読むほうは疲れますがw)

この絵本では楽しみながら、
思いやりの心、命の大切さ、正直な気持ちなど
考えるきっかけを与えてくれることに感謝です。

ちなみに、絵本の隅々に出てくる不思議なキャラクター。
これにも注目の絵本です。

2018年1月8日月曜日

タイムカプセル(フレーベル館)

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自宅に戻ってきました♪

早速洗濯物の嵐!!

誰か~!!
洗濯機に乾燥&折りたたみ機能つけてください
(○ `人´ ○) タノンマスー

タイムカプセル(フレーベル館)




さく:おだ しんいちろう
え :こば ようこ

定価 1200円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

ケンカって
いっつも後で思い返すと
しょうもないことからの始まり。

でも、子どもの頃って
自分を守ることが精いっぱいで
結局、関係を拗らせちゃったり。

でも、それが上手く解決した時の
こっぱずかしい感じ。
そして前よりグンと仲良くなれた感じ。

今でも忘れられない。

~読み聞かせの感想~
幼稚園での一コマ。

仲のいい男の子、二人組。
えいと君とはると君。

卒園を控えたある日
ひょんなことから
取っ組み合いのけんかが始まっちゃう。

この絵本の読み応えあるポイントの一つに
この「取っ組み合いのけんかの絵」があげられます。

その見開きページに
言葉は一切なし。
ページいっぱいに描かれたケンカの躍動感、
子どもですら笑っちゃう必死の形相、
価値のあるページです。

取っ組み合いの最中に
同じクラスの女の子にまで
ぶつかってしまい最悪な展開に。

当然意地を張り合って
ケンカはなかなか解決せず。

それでも刻一刻と卒園は迫ります。

そんなある日幼稚園で企画されたタイムカプセル。
その中に入れる手紙に
二人はケンカのことを書いたよう。
恥ずかしくてお互いに打ち明けられません。

でも、そのタイムカプセルを埋めるとき
作業で土にまみれるうちに
お互いの心が柔らかく解きほぐされていきます。

そして、自然と仲直り。

最後のページに書かれた言葉。

ごめんね

ではない素敵な言葉で締めくくられています。

成長の一場面を見られたような
すごく嬉しくなれる絵本ですね。

2018年1月6日土曜日

おばあちゃんとおじいちゃんの家にいくときは(小峰書店)

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お正月に一度実家に帰ったのですが、
改めて昨日より2日ほど実家にお泊りです。

夫婦が不仲とか
そんなんじゃないですww

毎年、夫さんの実家と調整しながら里帰り。

それに合わせて、
私が勤務してた保育園の職場の人や
子どもの友達と集まります。

大人は年を取るばかりですが、
子どもたちはどんどん大きくなって
パワフルに・・・

読み聞かせもそうですが、
この新年の集まりも
子どもと一緒に!
は、もう何年もないかもしれませんね。

まっ、それでも実家には帰りますけどww

おばあちゃんとおじいちゃんの家にいくときは(小峰書店)



さく:アン・ボーウェン
え :トメク・ボガツキ
やく:ひろはた えりこ

定価 1500円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

いつもの家では味わえない不思議な感覚。
お友達のお家とも違う安心感。

おじいちゃん、おばあちゃんのお家って
そういえばそんな存在でした。

今、まさにうちの子どもたちも
同じ気持ちを味わっているのかな。

そして、わが家もいずれ
そんな家になれるといいな。

~読み聞かせの感想~
作者は学校の先生とのこと。
だから伝えるというスタイルが
すごくストレートにわかりやすく表現されています。

この絵本は、
生まれたばかりの弟に
お姉ちゃんがお話をしてあげる場面を描いています。

お話の内容は
おじいちゃん、おばあちゃんの家について。
いくときの長い道のりや
春夏秋冬のそれぞれの
おじいちゃんおばあちゃんのお家の様子や
楽しい遊びについて紹介しています。

生まれたばかりの子に話しかけたって・・・
と思うかもしれませんが、
このお姉ちゃん、
いろんな遊びであやしながら
ゆっくりとお話をしていきます。

お話の途中には

おばあちゃんとおじいちゃんの家にいくときはね、
つい、こんなふうにきいちゃうわ。
「もうついた?」
「もうついた?」
「もうついた?」
って。二回も、五回も、百回も。
ママが、「もうたくさんよ」って言うまではね。
それでも、まだきくのよ、「でも、あと、どのくらい?」

この場面で思わず子どもたちと目を合わせました。
誰でも経験あるこの場面。
ちょっぴり恥ずかしく
でも、なんだか嬉しいやり取りです。

おじいちゃん、おばあちゃんが元気なのは当たり前と思っていた小さいころ。
大人になって、あの年まで生きることのすごさに尊敬しています。

子どもに尊敬しなさいとは言わないけれど、
おじいちゃん、おばあちゃんから
教えてもらえることは大切にしてほしいなと思います。

今年も夫さんのご両親、私の両親、
たくさんの思い出を作っていこうと思いました。


2018年1月4日木曜日

おばけのあんみつ(小学館)

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子どもたちは お年玉を手に本屋さんへ。

このサイトでは絵本の読み聞かせを記事にしていますが

子どもたちが欲しがる本はマンガやポケモンのキャラクター図鑑w

そういうお年頃なんですね。

ちなみに長男は「サバイバルシリーズ」に大ハマり。
何十冊も出版されているので
買いきれないよなー

いつまでブームが続くかなー

のんびり見守りたいと思います。

おばけのあんみつ(小学館)


さく:国松 エリカ

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

和菓子と江戸時代。

とても話はユーモラスだけど

なんだか温かい。

のんびりゆったり笑顔になれる絵本。

~読み聞かせの感想~
絵本のタイトル「おばけのあんみつ」をはじめ、
巨大なおはぎで合戦がはじまる「おはぎのかっせん」、
カピタンを招待してのお月見の会でたぬきがお団子にばける「たぬきのおだんご」、
おてんばなお姫様がお雛様と一緒にお城を抜け出す「たんぽぽきんとん」
全部で4話が収録されています。

どれも起承転結がしっかりとしていて
分かりやすい物語です。

おばけのあんみつでは、
夜のお城におばけが出るので退治するお話。

お殿様が考える退治の方法なので、
勝手に残忍な方法を思い浮かべましたが、

大変失礼いたしました。

あんみつ用の寒天を使ったお風呂にご招待。
おばけがお風呂でのんびりとくつろいでしまうと
やがて寒天は固まり
おばけたちは捕らえられてしまいます。

江戸の奉行所のような場所で
お殿様は捕らえたおばけを
あんみつの具材にしようかと脅しながらも
最後はおばけと一緒にあんみつ食べちゃうあたり
お殿様の懐の深さがうかがえます。


ひねりの聞いたお話でもあるため
小さなお子さんには説明が必要な場面もありますが
可愛らしい絵と小気味よいお話は
とっても楽しいと思います。

是非一度手に取って読んでみてください。

2018年1月2日火曜日

からすのてんぷらやさん(偕成社)

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お正月、口の中が醤油感満載な感じ。

作ることに満足して
すぐおせちに飽きちゃう私。

明日は夫さんの実家に行くので
今日は家族水入らず。

体も動かしたくなったので、
家族でスケート場に行ってきました。

寒い地方の方にとっては当たり前なのかもしれませんが
東京にいると、意識しないとやらないスケート。

私なんて、マンガに出てくるキャラクターのように
お尻を突き出し、膝をガクガクさせながら
滑ってしまいました。

子どもの成長は
こういうときも感じられ嬉しい。
下の子は初めて1枚刃のスケートにチャレンジ。
怖がったのは数分。
数分後には母を抜き去るほどに成長。

成長って素晴らしいものですww

からすのてんぷらやさん(偕成社)




さく:かこ さとし

定価 1100円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

失ったものだけ見ていても幸せにはなれない。

でも、一人で立ち直るのって相当大変なこと。

だから、

ほんの少し背中を押してくれる

ほんの少し手を貸してくれる

そんな仲間がありがたい。

~読み聞かせの感想~
本ブログではたびたび登場している
「かこさとし」さんの絵本。

娘が偉く気に入っていて
図書館に行くと、本の配置は理解していなくとも
かこさとしさんの絵本のありかだけは
記憶しているマニア(笑)

今回は、他の絵本にも登場している
からすさんのおはなし。


カラスの親子は街でてんぷら屋を営んでいました。
とってもおいしい評判のてんぷら屋。

ところが、突然の家事によってお店を失ってしまいます。
同時に跡継ぎの息子は目にけがを負い、
奥さんは火事が原因で行方不明。

命は助かったものの
すべてを失ったカラスさんは希望を失ってしまいます。


そんな彼に希望を与えたのは
知り合いのカラス。

仲間を呼んでお店を作り直します。
さらに、目の見えない跡継ぎに変わってお店を手伝うというカラスたち。

一瞬躊躇するご主人でしたが、
熱意に心動かされ
一から修業をつけることに。

野菜の唐揚げから始まり、
てんぷら、フライ、
揚げ物の極意を伝えていきます。


さぁ、そんなやり取りを通して
段々と力を取り戻していくご主人。

最後には
お店の復活、奥さんの発見、
そして・・・


今年も、何かしら大きな悲しみは生まれると思います。
ただ、それを乗り越え力にしてきたからこそ
今の世界があるのだと思います。

今生きている世の中はそういう世界。
そんなことを改めて年の初めに考えました。

自分の悲しみも他人の悲しみも
一人で乗り越えるのではなく、
みんなで乗り越えていきたい。
そんなメッセージのつまった絵本です。