2018年1月4日木曜日

おばけのあんみつ(小学館)

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子どもたちは お年玉を手に本屋さんへ。

このサイトでは絵本の読み聞かせを記事にしていますが

子どもたちが欲しがる本はマンガやポケモンのキャラクター図鑑w

そういうお年頃なんですね。

ちなみに長男は「サバイバルシリーズ」に大ハマり。
何十冊も出版されているので
買いきれないよなー

いつまでブームが続くかなー

のんびり見守りたいと思います。

おばけのあんみつ(小学館)


さく:国松 エリカ

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 20分程度

和菓子と江戸時代。

とても話はユーモラスだけど

なんだか温かい。

のんびりゆったり笑顔になれる絵本。

~読み聞かせの感想~
絵本のタイトル「おばけのあんみつ」をはじめ、
巨大なおはぎで合戦がはじまる「おはぎのかっせん」、
カピタンを招待してのお月見の会でたぬきがお団子にばける「たぬきのおだんご」、
おてんばなお姫様がお雛様と一緒にお城を抜け出す「たんぽぽきんとん」
全部で4話が収録されています。

どれも起承転結がしっかりとしていて
分かりやすい物語です。

おばけのあんみつでは、
夜のお城におばけが出るので退治するお話。

お殿様が考える退治の方法なので、
勝手に残忍な方法を思い浮かべましたが、

大変失礼いたしました。

あんみつ用の寒天を使ったお風呂にご招待。
おばけがお風呂でのんびりとくつろいでしまうと
やがて寒天は固まり
おばけたちは捕らえられてしまいます。

江戸の奉行所のような場所で
お殿様は捕らえたおばけを
あんみつの具材にしようかと脅しながらも
最後はおばけと一緒にあんみつ食べちゃうあたり
お殿様の懐の深さがうかがえます。


ひねりの聞いたお話でもあるため
小さなお子さんには説明が必要な場面もありますが
可愛らしい絵と小気味よいお話は
とっても楽しいと思います。

是非一度手に取って読んでみてください。

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