2018年1月22日月曜日

数ってどこまでかぞえられる? グーグルのもとになったことば(評論社)

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東京では久々の積もる雪です。
雪国の方には申し訳なく思いますが、
東京にいると
この雪をいつまでも眺めていたい気分になります。

子どもたちの雪遊びも笑顔いっぱい。

明日から道が凍結したり大変だろうけど
ほんの少し異空間に染まります。

数って どこまで かぞえられる?
グーグルの もとに なった ことば(評論社)





さく:ロバート・E. ウェルズ
やく:せな あいこ

定価 1400円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

今、降っている雪の粒も
「1グーゴル」
には足りないのだろう。

でも、この辿り着かない
数があるからこそ、
世の中が落ち着くんだろうな。

どんな大きな数にも
呼び名はあるだろうと
思ったことはあっても

数の呼び名が足りなくなるなんて
考えたこともないから。

~読み聞かせの感想~

OK!Google♪

最近、CMでよく聞きますよね。
小気味よい音楽と
素敵な風景や驚きの場面。

わが家でも、何かと出てくるフレーズ。

今回の絵本は
あのGoogleさんの名の由来にもなった
数の単位に関する絵本です。

絵本では、1本のバナナという量から始まります。

そのバナナ1本に
10をかけたらどうなる?
と問い続けます。

10本のバナナに10をかけたら?

100本のバナナ!

やがて、バナナだけではなく
お札やコンテナなどを使い
1000、1万、10万という数を
絵とともに分かりやすく説明してくれます。

数は100万、1000万、1億、10億…
ドンドンと膨れ上がります。

普通なら、ただ大きいねとか長いねで終わってしまう大きな数。

それを、じっくりイラストとともに考えさせるのが
この絵本のすごいところかなと思います。

途中、1ドル札で説明しているところは
訳すなら円でもいいのかなとも思いました。
ちょっと子供にはなじみがなく
イメージが持ちにくかったようです。

それでも、段々と増えていく数に途中から
「うぉー」と無意味な歓声を上げる我が子たち。
かけ算真っただ中の小学二年生はもちろん、
幼稚園年長さんにも、しっかり数の概念は伝わった様子。

最後は「グーゴル」という単位
1にゼロを100個つけた数。
地球上の原子の数を集めても辿り着かないとてつもない数。
でも、数字としては明確にある量。
大人の私でも不思議だなーと久々に思いました。

表現はところどころ難しいところもありますが
誰でも楽しめる絵本に仕上がっています。

ぜひ、一度「ググる」前に、
読んでみてください♪

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