2018年5月21日月曜日

たったさんびきだけのいけ(PHP研究所)

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この前の土曜日は
初めて兄妹そろっての運動会。

今まで、小学校と幼稚園、
二つにイベントがまたがってたから
今回は楽になるぞー
と思いきや

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

赤と白に分かれちゃった。

あっちいって
こっちいって

母は

アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ

になりました。

二人とも頑張ってたので良かったです♪

たったさんびきだけのいけ(PHP研究所)





絵と文:宇治 勲

定価 1200円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

大人の社会でもよくあること。
子どもの世界ならなおさらあること。

これから、社会に飛び出していく子どもたちに
簡単だけどぜひ心得てほしいことが詰まった絵本。

~読み聞かせの感想~
場所は池。
登場するのは魚とオタマジャクシと亀。

水に集まった3匹。
どうも周りからは離れた場所にいるよう。
安全で安心な場所にたった3匹。
平和な場所にいるなら、平和に暮らせばと思うのだけど
なかなかそうもいかないのは、
どこの世界も同じ。

ある日、オタマジャクシと魚が一緒になって
亀に対してひどい仕打ちをします。
いじめです。
見ていてすごく嫌な気持ちになります。

でも、月日が経つと考え方も成長で体の形も変わり
お互いの関係性も変わっていきます。

今度は成長したカエルと亀が組んで
魚に意地悪を仕掛けます。
結局のところ、自分の成長に合わせて
味方を変える嫌な奴が
この絵本ではオタマジャクシ&カエルです。

でも、そんな嫌がらせをしているときに
池の水が干え上がります。

陸を移動できる
カエルと亀は生き残れますが、
魚はこのままでは死んでしまう。

さて、先ほどまで意地悪していた
カエルと亀はどうしたのでしょうか・・・。


単なる意地悪ではなく、
いじめで間違いない嫌がらせ。
そんな関係性は、
気持ちによってすぐに相手が変わることを
リアルに表しています。

最後の仲間を助ける場面は
純粋に大切なことですが、
その前の関係性の変化について
読み聞かせでは
少し触れておきたいなという絵本です。

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