2018年5月13日日曜日

うそ(金の星社)

にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへこのエントリーをはてなブックマークに追加
【Ctrlキーを押しながらクリックしていただくと簡単に投票できます。】

GW終わってから1週目。
わが家はここを狙ってお出かけします。
GW中は近場の予約した工作とか体験教室。
遠出できなくてちょっぴりがっかりな我が子たち。

でも、昨日は車で遠くの国立公園に行ってきました。
全身筋肉痛になるくらいの運動量。

夜は読み聞かせもせず全員爆睡ww
GWの不満顔も忘れるくらいの一日でした。
これは本当の話。

うそ(金の星社)



作:中川 ひろたか
絵:ミロコ マチコ

定価 1300円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度


わたしは「うそ」をついたことはない。

これは「うそ」


このフレーズは考えさせられました。

生きれば生きるほど、
嘘と向き合うことになる。

でも、人って嘘をつくとき
何にも思わないのかな?!

そもそも嘘ってなに?


~読み聞かせの感想~
単純なタイトル「うそ」

だからこそ、きっと手に取る人には
それぞれいろんなストーリーを思い描くはず。

私は、嘘というものが、
悪いもので、ついてはいけないよという
しつけを全面に出した絵本かと思いました。

しかしこの絵本は、
世の中のひとは簡単に「うそ」というけれど
大人も子供も、会社もお店も嘘だらけ。
昔話にも嘘が出てくる。

なのに、みんな「うそ」はだめという。

この矛盾をどう説明してくれるの?

というような、一緒に考える絵本でした。


この絵本には様々なパターンの嘘がのっています。
嘘の結果、良いことが起きることも、悪いことが起きることも、
どちらのパターンも示されています。


けれど、最後の問い
「うそ」って何なの?
という問いには答えていません。

わが家では小学3年生の息子が
うそはダメだよ、でもそう上手くもいかないんだよなとつぶやいていました。
ちょうど、嘘を利用して生きていく時期なんだろうと思います。

個人的には人を傷つける嘘はダメという線引きをしてきたつもり。
だけどそういう画一的な考えは取り払って
もう一度「うそ」について考えてみよう
と思える絵本です。

0 件のコメント:

コメントを投稿