2017年12月20日水曜日

じょうろさん(偕成社)

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寒い日が続くと、
庭のお手入れも間隔があいてしまいがち。

今日はとうとう娘に怒られましたΣ(゚□゚;)

「ママ!!!!植物だってちゃんと生きてるんだよ!!!」
「ちゃんと栄養あげなきゃダメじゃない!!!」
って。

ここ何日か、肥料あげなきゃとつぶやいていたのを聞かれてました。

でも、母はうれしいよ。
成長が感じられて♪
 
じょうろさん(偕成社)





作: おおの やよい

定価 1000円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 10分程度

空き箱や袋、ペットボトル
みなさん何に使っていますか?!

我が家は、すべて大きな袋に。

娘がデカデカと書いた「ざいりょう」の袋。

そこから、娘が気分によって
さまざまなおもちゃを作り上げていきます。

この前は飛行機だったなぁ。

物って、人によって価値が変わる。

日々そんなことを思い知らされます。

~読み聞かせの感想~
とっても、落ち着いた絵本です。

だからこそ、我が子には刺激が足りませんでした。

でも、絵がとっても可愛らしく、
のんびりのんびり読んであげると
とっても幸せな気持ちになります。


じょうろさんはベテランの園芸用品。
持ち主の大切な大切な水やり道具です。

大活躍していたある日、
とうとうじょうろさんのお腹に穴が開いてしまいます。
底に穴の開いたじょうろでは
水やりの道具としての価値はなくなってしまいます。

そこで、じょうろさんは穴をふさごうと
近くの木に話しかけ、中を落ち葉で満たしてもらいます。

でもやっぱりふさがらない穴。

春本番、じょうろの大活躍の季節。
なのに、穴の開いたじょうろは用なし状態。

そんなある日、強い風が吹きました。
じょうろさんも倒れてしまいます。

そのとき、持ち主が叫びます。

「このじょうろに花が咲いているよー」と。

それからは、じょうろではなく植木鉢として
残りの人生を歩んでいくのでした。

ちなみに、なぜ花が咲いたか!
落ち葉は時間をかけ腐り、
それをミミズくんがむしゃむしゃ食べると・・・


子どもたちは違う絵本で読んで知っていたので、
土ができるんだよねと先読みされてしまいました。

でも、物の価値は一つじゃないよって気づかせるのに
とっても良い絵本だと思いました。

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