2017年9月23日土曜日

いぬかって!(岩崎書店)

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雨の降った日は、
よく家でカレンダーなどの裏を使って
お絵かきをさせています。
色鉛筆に、絵具に、クレヨンに・・・
一つ一つに個性がありますよね。

いぬかって!(岩崎書店)




のぶみ  作 ・ 絵

定価 1300円(税別) 
全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度         ☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ  ☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

じっくりと考えました。
動物の命と自分の欲望。
すごくダイレクトな表現なので
子どもも考えてくれました。

~読み聞かせの感想~
浮かない表情の主人公が表紙にいます。
実は、ペットショップで見つけた犬を飼ってほしいのです。
でも、家としてダメ。
主人公は今インコを飼っています。
そのインコを飼うときも、
買って買ってと言っておきながら世話をしない。

そんな家族とのやり取りからスタートします。

そして、この男の子がふと考えます。
インコがいなければ、犬を飼えるんじゃないか。

そして、そんな時に本当にインコが死んでしまいます。

男の子は自分の思いから死んだんではないかと
自分を責めるようになります。

後悔している男の子に焦点を当てながら
子どもたちに問いかけていくと、
結構面白い答えが返ってきました。

絵具の背景が淡く切なく、情景を分かりやすくしてくれます。

少し悲しい気持ちになりますが、
思いやることの大切さや振り返る力なんかが育つのではと思う絵本です。

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