2018年2月24日土曜日

たんぽぽのおかあさん(金の星社)

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最近、涙もろいのです。

昨日も、オリンピック女子カーリング
日本対韓国戦を観て
惜敗し選手が涙。

私もそれを見て涙。

その涙をぬぐってくれたのが、
たまたま起きた娘。

娘の「大丈夫?」の一言に涙。

こんなに泣いていいのかな。。。


たんぽぽのおかあさん(金の星社)





ぶん:こんの ひとみ
え :いもと ようこ

定価 1400円(税別) 

全32ページ

読み聞かせおすすめ度  ☆☆☆☆☆
読みごたえ度      ☆☆☆☆☆
絵(写真)のかわいらしさ ☆☆☆☆☆
子どもと一緒に楽しめる度 ☆☆☆☆☆

実際に読み聞かせした夫か私の評価【満点:☆5つ】

読むのにかかった時間 15分程度

親子という関係は
いつまでも変わらない。

だけどその中身は
ケンカしたり、
自立したり、
病気したり、
抱き合ったり・・・

その時は苦しくても
結局前に進んでて、
親子の絆は深くなる。

~読み聞かせの感想~
コンクリートのみちの片隅に、
一本のたんぽぽが咲いていました。

そのたんぽぽの根元に
小さな可愛い赤ちゃん子猫。
まだ、目も開いていません。

そして、子猫が目を開くと、
そこには黄色いたんぽぽ。
子猫はこのたんぽぽをお母さんと疑いません。

「ぼくのお母さんでしょ!」
まっすぐに見つめられたたんぽぽは
「そうよ、お母さんよ。」
と答えてしまいます。


そこからは本当の親子のように
じゃれあい、
包み込み、
子守唄を歌って、
親子の関係を続けていきます。

こうしてすくすく育った子猫。

でも、ある日お母さんのたんぽぽが綿毛となって散り始めます。
ふわり、ふわりと風に乗り。

追いかける子猫。

野原に出ると、あたり一面たんぽぽ畑。
たんぽぽをお母さんと思っている子猫は、
どれが自分のお母さんか分かりません。

尋ねても尋ねても見つからないお母さん。

とうとう子猫は泣き出します。

そのとき、すっと子猫を抱きしめたのは・・・


いもとようこさんの優しい絵と、
登場人物の素直な生き方。

単に理屈をこねるのではなく、
世の中の出来事を素直に受け入れ
懸命に生きる健気な姿に感動しました。

言葉も難しくなく、
小学校進学間近の娘も真剣なまなざしで
読み聞かせを聞いてくれた絵本です。

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